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『MOTHER3』始めました
奇妙で、おもしろい。そして、せつない。
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
先週の水曜日、2月21日の23時に「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ」が公開となりました。
どうやら2月に「Nintendo Direct」が行われるのは毎年恒例らしく、僕もワクワクしながら普段しない夜更かしをしていました。
ですが、いざ時間になってみれば生放送やプレミア公開ではなく普通に動画が公開となっただけでした。
しかも目を引くようなタイトルの発表がなく、個人的にはかなり肩透かしな内容でしたね。
動画も飛ばし飛ばし見てしまいましたし、一通りチェックしてからすぐに寝てしまいました。
ですが、最後の方に目を引いたのがこの発表でした。
なんと『MOTHER3』が『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』で配信開始となったのです。
『MOTHER』シリーズは僕が小学校高学年の頃、弟に与えられたゲームボーイアドバンス用ソフト『MOTHER1+2』を借りてプレイしました。
どちらも本当に名作でしたし、その後『MOTHER3』が発売された際も最後までプレイしました。
ラスボス戦では号泣しながらプレイしたのをよく覚えています。
ガチ泣きしました。
ということで、今回は配信されたばかりの『MOTHER3』について。
個人的にシリーズの中で1番好きな作品です。
MOTHER3
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いかにものんびりした美しい風景のなかに、質素な山小屋がたっています。主人公の少年の、おじいさんの住まいです。
お母さんと一緒に、おじいさんのうちに遊びに行った、双子の少年たちは、今日のうちに、お父さんの待つタツマイリ村に帰ることになっています。
大きくて気だてのいい動物ドラゴと全身を使って遊んだり、食卓を囲んでお母さんの手料理を味わったり、たのしい時間は、あっというまに過ぎて行きます。
いつもの森を抜けて、あとは帰るだけ。不吉な気配など、みじんもありませんでした。
「もうじき帰りますよ」という手紙をくわえた鳩が、夕暮れの空を飛び立ちました。
ここが世界のどこなのか、いつの時代なのか、さらには、悲劇なのか喜劇なのか……。
すべては謎にされたまま、この物語は始まります。
WELCOME TO MOTHER3 WORLD ようこそ『MOTHER3』の世界へ!
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『MOTHER3』は2006年に発売されたゲームボーイアドバンス用のロールプレイングゲームです。
『MOTHER』シリーズの第3作目かつシリーズ最終作として発売され、過去2作に続いて糸井重里さんがゲームデザインとシナリオを担当しています。
シリーズ3作目ということですが、前作、前々作との直接的なつながりはないので、今作からプレイしても問題はありません。
ですが、現在Nintendo Switchで『MOTHER』シリーズが全作遊べるようになったのは本当に大きいので、僕も1と2をまたプレイしたいとも思っています。
『MOTHER』シリーズと言えば糸井さん。
どの作品も糸井さんワールド全開なのが本当に堪りませんが、この魅力は大人になってから分かるようになった気がします。
『MOTHER3』をプレイした当時は中学生でしたが、登場人物の言い回しだったり、その表現のユーモアさは子どもだったので理解していなかったと思います。
大人になって改めてプレイして、あまりの面白さにスクリーンショットを大量に撮ってしまっています。
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これまでのシリーズでは、主人公たちが町から町へと冒険する物語でした。
ですが、今作では一つの村を拠点とし、村の住人など多くの登場人物による群像劇が展開されます。
ストーリーは章仕立てになっており、それぞれの章では操作するキャラクターが違ったりしますが、『MOTHER3』の主人公といえば『スマブラ』でもお馴染みのリュカとなりますね。
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『MOTHER3』は発売されたのは2006年。
僕は中学3年生でしたが、当時プレイして記憶に残っているのは重いストーリーに衝撃的な展開、印象的な音楽といったものばかりでした。
それが大人になって改めてプレイしたことで、当時は全く気がつかなかった『MOTHER3』の良さを感じることができました。
例えば、今作でのセーブはカエルに話しかけることで行いますが、1番最初に出会うカエルの話がすごく印象的だったのです。
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思い出とセーブの話も印象的でしたが、セーブするたびに「つぎにあう カエルによろしくね。」と言ってくれるのです。
当時は全く気にも留めてませんでしたが、改めてこんなことを言ってくれるなんて何だか胸にぐっとくる気がします。
こうした糸井重里ワールドが最高なのが『MOTHER3』の魅力なんですよね。
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プロローグの後、第1章ではプレイするキャラクターはリュカたちの父フリントに移ります。
鏡に映る姿が「おとこまえ」なのもクスッときましたね。
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村の住人に話しかけることでチュートリアルが発生したりしますが、これもまたひねっていて本当に面白かったです。
新鮮に感じる面白さだったので、当時は本当に何も考えずにプレイしていたんですね。
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第1章から本格的なゲームプレイが始まりますが、戦闘システム等は前作『MOTHER2』の正統進化といった感じですね。
RPGらしくコマンドバトルが採用されていますが、HP等の表示は前作同様にドラムカウンター式となっており、その数値は時間を掛けて変化します。
致命的なダメージを受けた際には、HPが0になる前に回復すると気絶(戦闘不能)を避けられたりするのも面白いですよね。
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また、『MOTHER3』ではサウンドバトルというシステムが採用されています。
これは戦闘中、戦闘BGMに刻まれたモンスターの鼓動に応じてリズムよくボタンを押すことで、最大16回の連続攻撃ができるというものです。
連続攻撃を成功させると最大2.5倍の威力となるようです。
これが当時から本当に苦手だったのですが、時を経て大人になり、様々なゲームの経験を積んだことで少し上手くなっていました。
当時は全くできなかったサウンドバトルもちょっとできるようになってたのも嬉しかったよね。 pic.twitter.com/rqQ64mdcAG
— けこぜろ / ke-ko0 (@xero613) February 24, 2024
ゲームから感じられるものも豊かになっていましたし、ゲームの腕前自体も上達していたのは嬉しかったですね。
大人になるのって悪いことばかりではないのです。
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まとめ
こんな感じで、2月21日から『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』でお憂できるようになった『MOTHER3』を始めた話でした。
まだまだプレイ時間は1時間くらいと短いですが、改めて子どもの頃にプレイしたゲームをまた遊べるのはいいことですね。
衝撃的な展開だけは記憶に残っていますが、それ以外のところはかなり新鮮な気持ちでプレイできています。
きっとまた最後は当時と同じように泣いてしまうと思いますが、それを含めてこの先のプレイが楽しみです。
それでは、また。
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