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ゲーム音楽を語る#12〜『March Caprice for "Melody of Memory"』

大好きなアレンジです。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

日曜日に『KINGDOM HEARTS』の吹奏楽コンサートに行ったら、改めてこのゲームの音楽にハマりつつある今日この頃です。
やっぱり『KINGDOM HEARTS』は最高のゲームですね。

そんな昨日も『KINGDOM HEARTS』の音楽について語りました。
ヤング・ゼアノート戦で流れる『L'Impeto Oscuro』という曲です。

今回も例に漏れず『KINGDOM HEARTS』の楽曲について語ろうと考えていますが、正直なところ名曲が多すぎてどれにしようか迷っていました。
好きな曲はたくさんありますし、聴くだけで胸が熱くなったり、涙が溢れるものまであります。
そんなことを思い出させてくれたこの前のコンサートは最高でしたね。

ということで、今回も『KINGDOM HEARTS』の楽曲について語ります。
『KINGDOM HEARTS Melody of Memory』のスタッフロールで流れる『March Caprice for "Melody of Memory"』について。
こちらも日曜日のコンサートで演奏してくれました。


March Caprice for Piano and Orchestra

原曲は2002年に発売された第1作目、『KINGDOM HEARTS』のスタッフロールで流れる曲です。
タイトルの意味は「ピアノと管弦楽のための奇想行進曲」。
奇想曲(Caprice)とは自由で気まぐれな曲という意味だそうです。
この曲には、以前紹介したタイトル画面で流れる『Dearly Beloved』や、ストーリー終盤で印象的に流れる『Always on My Mind』のフレーズを含んでいます。

ゆったりとした曲で、ゲームクリアの余韻に浸るにはぴったりな楽曲です。
『KINGDOM HEARTS』のスタッフロールでは、ゲーム内に登場するワールドのその後の物語を垣間見ることができます。
これがまた素敵な演出なんですよね。
シリーズ恒例となっています。

また、この曲と『II』のスタッフロール曲はそのほとんどがオリジナルのメロディで構成されているのが特徴です。
これが『BbS』や『3D』、『III』となるとゲーム内のワールドの戦闘曲のアレンジメドレーとなっていて、それぞれの世界の映像と共に振り返る形となっています。
これはこれでいいのですが、オリジナルのメロディが流れる『I』や『II』はまた別格な印象を持っていますね。


March Caprice for "Melody of Memory"

2020年に発売された『KINGDOM HEARTS Melody of Memory』のスタッフロール曲です。
タイトルの通り、1作目のスタッフロール曲の『MoM』アレンジとなっていて、全体的にアップテンポかつジャジーな雰囲気になっています。
原曲はしっとりとした曲でしたが、このアレンジは原曲の落ち着いた雰囲気もありつつ、明るく楽しさを感じる曲調になっています。

こちらは音源は非売品となっていて、スクエニe-STOREにて、2020年11月11日発売のMoMとKHIIIのサントラCDを期間内に購入した人を対象に先着でプレゼントされたCDに収録されていました。
例に漏れず僕はここで購入したのでCDを入手することができましたが、このCDにはこの『March Caprice for "Melody of Memory"』とタイトル曲である『Dearly Beloved -Swing Version-』が収録されています。
どちらもスウィング・ジャズアレンジが施されていて、原曲の落ち着いた雰囲気と打って変わって元気になる曲調です。

ゲームをクリアする前にCDを聴いてしまったので、早々にネタバレを知ってしまった感じになってしまいましたが、初めて聴いた時の衝撃はすごかったですね。
原曲からかなり変わったアレンジが本当に素敵で感動しました。
まさか1作目のスタッフロールの曲がこんなにも楽しいアレンジになるとは思ってもいませんでしたね。
本当に大好きなアレンジです。



まとめ

こんな感じで、『KINGDOM HEARTS』の『March Caprice』という曲についてでした。
本当に素敵な楽曲で、原曲は落ち着いた雰囲気、アレンジ版は元気が出る曲となっています。
このアレンジ版が本当に大好きで、これをまさか生演奏で聴けるとは思っていませんでした。
正直イントロでこのバージョンが流れることが分かったのですが、大好きな曲を聴けたのは本当に感動しましたね。
好きなゲーム曲を生演奏で聴くという最高の経験ができました。

それでは、また。

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