『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を観ました
運命なんてブッつぶせ。
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
ここ最近雨が続いたと思ったら真夏日になったり、いよいよ夏が近づいてきましたね。
今日みたいに暑いと涼しい屋内で過ごしたくなります。
と言っても仕事柄外に出なくてはならないのは辛いところですがね。
さて、今日は仕事が休みなので映画を観に行ってきました。
本日6月16日は楽しみにしていた映画が2本も公開されました。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』と『ザ・フラッシュ』です。
前者はマーベル、後者はDCのアメコミが原作のヒーロー映画です。
さらにアニメと実写と種類も違いますが、どちらも共通して取り扱っているのは「マルチバース」という概念です。
ここ数年でかなり一般化してきた「マルチバース」ですが、取り扱う作品によって様々です。
ただ実写映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で大きく壁を破り、その後の実写映画の幅を広げてくれました。
観たい映画が2本も公開されるなんて嬉しすぎますね。
しかもタイミングのいいことに仕事が休みなので、公開初日に観ることができてしまいます。
どうやって2本を観るか迷いに迷いましたが、タイミングの合う方法を考えた結果、朝イチで『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を観て、その10分後に『ザ・フラッシュ』を観ることとなりました。
かなりのハードスケジュールではありますが、間を空けずに映画をハシゴするのは最高ですね。
かなり充実した映画鑑賞となりました。
ということで、今回は映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を観てきた感想をまとめます。
例の如く前半はネタバレなしの感想をダラダラと書き連ね、後半にはネタバレありの感想を箇条書きにしてまとめます。
『ザ・フラッシュ』の感想は明日に投稿する予定です。
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
あらすじ
感想
最高に面白かったです。
前作もそうでしたが、まるでコミックの絵がそのまま動いているかのようなアニメーションの表現は本当に素晴らしく、芸術作品の域に達しているレベルです。
どのシーンを切り取っても画になる素晴らしさは驚嘆しましたね。
前作の『スパイダーマン:スパイダーバース』も素晴らしかったですが、それを超える凄い作品となっていました。
何と言っても見どころなのはたくさんのスパイダーマンたちです。
前作でも複数人のスパイダーマンが登場しましたが、今作に登場するスパイダーマンは数えきれないほど出てきます。
そのどれもが特徴的で、画面いっぱいに登場するスパイダーマンを探すのだけでも本当に楽しかったですね。
名のあるスパイダーマンたちはどれも個性的で素晴らしかったですし、今回吹替で観たこともあってそれぞれの良さが際立っていました。
主人公のマイルスも、もう一人の主人公のグウェンもそれぞれについて掘り下げられていましたし、スパイダー・ソサエティを束ねるリーダーのミゲル、新登場のスパイダー・パンクにスパイダーマン・インディアとどれも魅力的でした。
個人的にはゲーム『Marvel's Spider-Man』のスパイダーマンも登場していたのが嬉しかったです。
ゲームはプラチナトロフィー取るまでやり込みましたし、今年の秋発売の次回作も楽しみです。
ストーリーも良かったですね。
さらっと前作のおさらいもしてくれますし、新たに登場したキャラクターの紹介もきちんとされています。
予告だけでは見えてこなかった物語についても、ちゃんと説得力のある流れで展開されて行きましたし、感情移入できる点も多々ありました。
今作のテーマとして大切な人を救うか、世界を救うかの2択を迫られますが、ここがいかにもスパイダーマンらしくて良かったですね。
スパイダーマンとは究極の自己犠牲ヒーローなのですが、このテーマについて真正面から向き合うのは最高でしたね。
これは3作目の『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が楽しみすぎますね。
音楽に関しては迫力があって良かったのですが、前作の『What's Up Danger』や『Sunflower』のような印象に残る曲には出会えませんでした。
でもこの辺りはサントラを聴き込んだり、また映画を観たりしたら感想は変わるかもしれません。
ただ劇伴はかなり良かったのでテンションが上がりました。
特にスパイダー・グウェンのテーマが最高でした。
作中の熱いバトルシーンも含めて本当に素晴らしかったですね。
まとめ
こんな感じで、映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の感想でした。
これまた素晴らしい映画を観てしまいましたね。
テンポのいいストーリーに魅力的な画、スパイダーマンの本質について真摯に向き合うなど、最高な点が多すぎましたね。
今回は吹替で観ましたが、字幕でもう1回観たい作品でした。
次の休みの日に行くかもしれません。
それでは、また。
ネタバレ感想
ここからが本題。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を観た感想を、ネタバレ込みで箇条書きにしてまとめます。
冒頭でグウェンのバックストーリーを掘り下げてくれました。概ねコミック通りでした。バンドのシーンとか良かったですね。マイルスと並ぶ主人公として、その胸の内が明かされたのも良かったです。
マイルス自身も成長していましたし、両親との確執などもかなり丁寧に描かれていました。特殊な能力があるのもやっぱり素晴らしいですし、ヒーローと日常のバランスに苦しむのもスパイダーマンらしくて良かったですね。
今作のヴィラン、スポット。間抜けな敵と思いきや前作からのキャラだったし、脅威として成長していくのは恐ろしくもありました。まさかの『ヴェノム』バースとのリンクもありました。
『ヴェノム』の実写だけでなく、レゴを使ったストップモーションも素晴らしかったです。ちょっと『レゴ・ムービー』を思い出しました。
冒頭で触れられるMCUスパイダーマン。ドクター・ストレンジと一緒に言及されていましたが、予告で使われたのとほとんど同じ音声だったので新鮮味はありませんでした。
その代わり中盤で『アメイジング・スパイダーマン』からステイシー警部との別れのシーン、『スパイダーマン』からベンおじさんとの別れのシーンが大々的に描かれていました。これには胸が熱くなりましたね。
スパイダーマンの運命って中々に重いですよね。それがスパイダーマンのヒーローとしての良さでもあるのですが、様々なスパイダーマンがその重さを乗り越えてきたと思うと、ミゲルの思いも分からなくはないです。
そんな運命の決断を「カノン(正史)イベント」と呼んでいたのは印象的でした。
マイルスと同質のガンケ、マイルスのスニーカー履いていたし部屋で『Marvel's Spider-Man』遊んでいましたね。
スパイダーマン・インディアの明るい感じ、嫌いじゃない。むしろ好きです。
スパイダー・パンクがめちゃくちゃいい奴でした。初めはウザいと思いきや、ずっとマイルスを応援してくれていたのが最高なジャイアンでしたね。GJでした。
『Marvel's Spider-Man』のスパイダーマンは「不眠症スパイダーマン」として紹介されていましたね。ゲームをやっていたはずなのにこのネタはよく分かりませんでした。
実写プラウラーは『ホームカミング』に出た役者ですかね? 熱いシーンのはずですがよく分からなかったです。
ペニーの再登場は嬉しかったですし、前作ラストで壊れたSP//drのビジュアルが原作寄りになっていたのが最高でした。
スパイダーマンたちの指差しシーン。元々は前作『スパイダーマン:スパイダーバース』のおまけ映像が最初でしたが、実写映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも再現され、それがさらにスケールアップ。大量のスパイダーマンたちが互いに指を差し合うのはシュールで面白かったですね。
マイルス対別の世界のスパイダーマンたち。ものすごく迫力がありましたね。マイルスの強さも引き立ちましたし、色々と熱かったです。
別アースのマイルスはプラウラー。予想はできていたけどショックを受けましたね。
そしてマイルスを救うべく、グウェンが結成したスパイダーチーム。前作と今作のスパイダーマンたちの混合チームとなっていたのは熱かったですね。
そして展開が気になるところで終了。まるで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ですが、次回作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が楽しみすぎます。
マイルス・モラレスは帰ってくる。
まとめのまとめ
こんな感じで、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』についての感想は以上となります。
改めて振り返っても素晴らしい映画でしたね。
おまけ映像はなかったけど次回作が気になりますし、アニメ映画としては本当に最高峰です。
前作同様本当に凄い映画でした。
スパイダーマンというヒーローの良さも再確認できましたし、映画館で観て本当に良かったですね。
それでは、今度こそ、また。
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