見出し画像

『Little Kitty, Big City』クリアしました

無事家に戻ることができました。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

猫たちと暮らすようになって約17年半。
これまでに合計で6匹の猫と暮らしてきましたが、初めて人間以外の家族となったアビシニアンと、その5年後から家族として増えた黒猫は、それぞれ6年前と2年半前にお別れすることになりました。

12年半も前の写真。アビシニアンのショコラと黒猫のノワール。仲は悪かったけど、大切な家族でした

今はショコラが亡くなってから2週間後に家族となった茶トラの兄弟と、ノワールが亡くなってから1年半後に迎え入れた、サバトラと黒猫の姉弟の保護猫たちと暮らしています。
茶トラたちはいい子ですし、子猫たちはやんちゃだけど愛らしくて、毎日幸せな日々を送ることができています。

昨年12月。左から薄い茶トラのシフォン、黒猫のピノ、濃い茶トラのマロン、サバトラのグリです

やっぱり猫って最高な生き物ですよね。
毎晩一緒に寝ていますし、動物の中で1番好きですし、年に数回の旅行の時は心配でたまりません。
最近はあまり見なくなった野良猫も見かけると声をかけてしまいますし、猫の登場するゲームだって必ず興味を引いてしまいます。

ということで、今回は1週間ほど前からプレイを開始したゲーム『Little Kitty, Big City』をクリアしたので、その感想をまとめようと思います。
短いながらも素敵な作品でしたね。



猫好きにはたまらないゲームでした

『Little Kitty, Big City』は5月10日よりNintendo Switchで配信開始されたインディーゲームです。
マンションの1室から落下してしまった黒猫くんが主人公。
日本の街を舞台に、様々な動物と会話しながら家に戻ることを目指します。

直近でプレイした猫ちゃんゲームは冒頭でも触れた『Stray』でしたが、こちらは暗い世界で脱出を目指すSF寄りな作品でした。
一方で『Little Kitty, Big City』は明るい街を舞台に、割と自由気ままに冒険できる作品となっています。
グラフィックやアクションはかなりデフォルメされていますし、日本の街並みが舞台なので非常に親近感の湧く世界観となっていました。

猫ならではのエモートが多数用意されていました
パソコンをいじって謎の文字列を生成したり、猫ならではのイタズラもできちゃいます
高所にある家に戻るには、魚を食べてツタをよじ登るエネルギーを得る必要がありました。ゲーム的にも中々上手い導線でしたね
カスタマイズ要素として帽子も多数ありました。実際の猫に被せる趣味はありませんが、思わず集めたくなってしまいますね
マンホールをワープポイントにしてくれるアライグマ。街自体があまり広くはないため、あまり活用の場面はありませんでしたね
お昼寝ポイントもいくつかあるのがまた良かったです

猫ならではの視点の低さが独特ですが、自由気ままに走り回ったり細い塀の上を歩いたり、イタズラをして人間を怒らせたり、光るものを集めたり鳥を襲ったり、とにかく猫として色々できるのが1番の魅力でした。
ボタンを押せばいつでも鳴けますし、幾つかあるエモートで猫らしさを表現することもできましたね。

別名「ふみふみ」。表情がたまりません

ゲームとして街は決して広くありません。
あちこちに水たまりがあって進めなくなっていますし、水たまりに触れると嫌がって飛び上がってしまいます。
自由に進めないのは若干のストレスではありましたが、小さな猫にとっては広大な街でしたね。
実際迷子になった猫は住んでいた家からあまり遠くには行かないみたいですし、ゲームとしての制約と猫らしさが上手くマッチしているとも感じました。

コンビニのコピー機の上でお昼寝

また、全体的にデフォルメされたキャラクターたちも面白いと感じました。
動物たちはしっかり描写されていますが、人間はのっぺらぼうでその感情しか読み取れません。
きっとこれは実際の猫にとってもそうなんでしょう。
喋っていることは理解できないですし、その感情しか読み取れていないんじゃないですかね。
街にある看板も日本語ではないので読むことはできませんが、これも当たり前です。
猫は文字が読めませんからね。

とんでもないところでもお昼寝

ゲームとして狭いマップ構造でしたが、猫なので高いところにも行くことができました。
その道程も塀や室外機だったり、これまた面白いルートになっていました。
工夫をして進むのも面白かったですが、若干操作しづらいのはインディーゲームなので仕方ないところはありましたね。
変な場所に引っかかったり謎の場所にスタックしたこともありますが、オートセーブをロードしなおせば問題ありません。
あとは猫なので高所から落下してもダメージを受けませんし、猫自身を傷つけるものが登場しなかったのが猫好きとして安心しましたね。


寄り道してもクリアはあっという間

収集要素は豊富でしたが、クリアまでの実時間はかなり短かったです。
ここ最近クリアした『エルシャダイ・アセンション オブ ザ メタトロン HDリマスター』でも7時間くらいでクリアできましたが、今回の『Little Kitty, Big City』はそれより早く終わってしまいました。

クリアにかかった時間はおよそ2時間。
それなりに寄り道していたのにこの時間です。

めちゃくちゃ短いです

街の各地を探索して魚を食べてツタをよじ登るエネルギーを得て、猫の住むマンションの一室を目指すのですが、最後の場所が少し長めのアスレチックコースとなっています。
僕は途中で落下して心が折れかけたのですが、道を見つけて進んでいく面白さはありましたね。
あっさりとクリアできましたが、オープンワールドのゲームなのでクリア後も探索できるようになっていました。

無事帰って来れてこの表情
最高です
飼い主に撫でられたときの表情もたまりません
最後は名付けて終わるのですが、僕はかつて一緒に過ごした黒猫の名前をつけました
こちらこそありがとう

クリア後は各地でやり残した「やること」リストを埋めたり、帽子を集めたりしていました。
30分くらいでこれらは集め終えたので、実質的には3時間あればコンプリートできそうな感じでしたね。

「やること」リストは無事コンプリートです
アチーブニャントは12個埋められていません
帽子は全部集めました。首輪も帽子に入っているのがまたいいですね
中盤でもらえる地図ですが、クリア後は未達成のものがアイコンで表示されるので便利でした
アチーブニャントこそ埋められてませんが、一通り楽しむことはできました



まとめ

こんな感じで、ゲーム『Little Kitty, Big City』をクリアした話でした。
明るい街を舞台に黒猫くんが大冒険を繰り広げる作品でしたが、本当にプレイして良かった作品でしたね。
本当に猫が好きで良かったですし、猫好きにはたまらない数々がこの作品内にありました。
ただ2時間で終わってしまうというボリュームの少なさや、操作がしづらかったりローカライズも怪しかったりしたのが気になるところでもありました。
ですが、総じて素晴らしいゲームであったことには間違いありませんね。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?