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『愛しい人へ』

失くした愛も こわれた 夢のかけらも
すべて その腕に かかえて
僕についておいで

浜田省吾『愛しい人へ』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1982年に発売された浜田省吾8枚目のアルバム『PROMISED LAND 〜約束の地』より、『愛しい人へ』について。



愛しい人へ

君をこの手に抱きしめた時
初めて 誰の為に 僕が
生まれて来たのか わかった

失くした愛も こわれた 夢のかけらも
すべて その腕に かかえて
僕についておいで

冷たい夜の 暗闇の中
風の音にさえも おびえて
君は今日まで
この町 ひとり生きてきた
でも もう泣かないで
僕が傍にいるから

友達のように
いつも遠くで 見ていた
ふれようとしたけど
失うことが こわかった

愛はいつも 傷つくだけの
寂しがりやのゲームだと
僕は君を 愛するまで
そう信じてた おろか者さ
ひとりぼっちの…

愛はいつも 失うだけの
寂しがりやのゲームだと
僕は君を 愛するまでは
そう信じてた ひとりぼっちで

浜田省吾『愛しい人へ』

『愛しい人へ』はアルバム『PROMISED LAND 〜約束の地』の6曲目、ちょうど真ん中の曲にあたります。
このアルバムが発売されたのは1982年ですが、翌1983年にセルフカバーバラードセレクション第1弾『Sand Castle』にも収録されています。
こちらではアルバム最後の曲として収録されていました。

『愛しい人へ』は歌詞もメロディも非常に美しい楽曲です。
割とシンプルでストレートな歌詞だけにかなり胸に刺さりました。
歌詞の印象が強くて、浜田省吾にしては珍しい曲だなとも感じましたね。
この点について、のちに浜田省吾はこうインタビューで答えていました。

「愛しい人へ」は、これもMCなどで言っているけど、俺の曲にしては珍しい「ややこしくない」ラブソング(笑)。意識して書いたのではなく、自然に出来た。メロディーが持っている世界観に合う歌詞を書いたらこうなった。

DISCOGRAPHY | SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITE

曲としても非常に美しくて、『PROMISED LAND 〜約束の地』も『Sand Castle』のどちらのバージョンも素敵で好きですね。
優しさを感じる素敵な曲となっています。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『愛しい人へ』の紹介でした。
浜田省吾の楽曲をオーケストラアレンジしたアルバム『STARS IN THE SUN』というアルバムがありますが、このアルバムでも最後の曲として収録されていました。
このアレンジが本当に素晴らしすぎて、初めはオリジナルのインスト曲かと思ったくらいです。
後にボーカル付きの原曲を見つけた時には運命を感じましたね。

それでは、また。

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