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小さい会社で辛くない方の労働をやる

書いた人
とりい
株式会社Xemono代表。https://xemono.life
最近は精神分析に通い始めたり、KERNELのメンバーになったり、デザイン本を書き始めたりしている。
好きなポケモンはレアコイルとネイティオとポリゴンZ。

Xemonoとは?

デザイン会社で、生えてから半年が経ちました。
こんな感じの目標でやっている。

いまは受託を中心に、ウェブ制作、ウェブメディアプラットフォームの開発・デザイン、システム刷新のウェブディレクターなどをしています。
10月4日に公開された東方我楽多叢誌も弊社のデザインとシステムです。爆速ウェブメディア作りました。

半年のダイジェスト
弊社は最初からずっと、面白いことか面白くなりそうなことしかしないという判断基準でやっています。
創業月にデザインについて書いたスライドが死ぬほどバズって書籍化のオファーやたくさんの仕事が来たり、前職の縁で大きめの案件を回してもらえたり、思い立ってから2週間で事務所を生やしたり(みんな遊びに来てください、仕事の話はしてもしなくてもいいです)、協力者も最初の4人から9人に増えたり、半年も経つとたくさんのことが起こります。

経営方針「謎イベントを大量に起こす」

会社の運営方針としては謎のイベントをたくさん起こすという意識でやっています。
いつか回収されるかもしれない伏線を大量にばら撒いておくイメージ。
謎イベントとは、たとえば催眠術師の友人をオフィスに呼んで催眠術をかけてもらう、シャーロックばりの観察眼を持つ友人を呼んで占いをやってもらう、お客さんと自己肯定感について話していたら人生相談会になる、みんなで謎解きカフェに行く、花火をする、打ち上げで生ハムの原木をオフィスに導入する、などなど。
どれも自由参加なので各人が気になったものにだけ存在しています。

仕事に関係あるの?って思われそうだけど、何か新しいものを作る仕事では、よくわからないものを大量に見ておくことは重要だと考えています。
それに、どこへだって行けるような強い人に、ここに居ると面白そうだからという理由で居着いて協力してもらえればそれは最高だろうし。

会社の雰囲気を良くすると経営者は楽しい

仕事は楽しいときもあるけどつらいときもあるので、雰囲気作りをすげー頑張っています。(※頑張ってはない、できることをしているだけだ)
性格が合う人に居心地よくさせるのは私に「できること」であったので、自分はそれをやることにした。
本当にヤバイものはのびのびしてる人間から生まれます。あと、仕事ってほぼ毎日あるものだからギスギスしたくない。人は雰囲気だけで仕事するわけではないが、雰囲気を良くしておくとリモートでできる仕事を振っていてもみんな自主的に集まってきて楽しいし、協力者が協力者を紹介してくれたりとよい循環が生まれます。
こんなことはいま社が豊かだからできている、と言われればそれはまあその通りなので、仕事はどんどん取るしかないし経営者自身もかなり働いてはいます。役員は定額働き放題プランなので元気なうちに働かなければ。

雰囲気をよくするためにどうしてるか

雰囲気は簡単によくできるものではない。ちょっとのすれ違いですぐギスギスし始めるし、権力差は簡単に人を追い詰める。それでもできることからやるしかないんだ。
私は4年ぐらい勤め人をやっていたのですが、その時嫌だったことはなるべくやらなくて良い仕組みを作っています。

人を責める仕組みを作らない
たとえば締切はあっても定時はつくらない
始業時間をつくるとそれを基準に来た来なかったが発生してしまう。
私自身が毎日早起きするのが本当につらい人間なので、早起きしなくてもいいようにしました。14時に来る人もいれば20時に来て深夜に稼働する人も居ます。

ほめる
起きたの? 来たの? えらすぎる!

生ハムを切る
みんな(主に私)イライラすると生ハムの原木を切り始めるのですが、できあがった生ハムはみんなでおいしくいただきます。

雑談を率先してやる
たとえば、私は積極的に雑談チャンネルでクソみたいなこと(ポケモンやりたい、ウェアハウス川崎閉まる前に行きたい、Elephant Gymのチケットとれたけど一緒に行かないか、デザインシップのチケットほしくない?など)を言いまくるようにしています。副社長はわりと反応してくれる。誰かが反応してくれる空間を作っておくと良くて、いちど雑談できる空気が生まれると人はどんどんのびのびし始める。

この甲斐あってか、みんな良いものを見つけたらどんどんシェアしてくれたり、楽しそうなイベント情報が勝手に流れてきたり、職場に花が飾られたり、社のiPadで描いた絵が雑談チャンネルに投稿されたり、突然家族と孤独についての考察を語り始める会が始まる職場ができています。

したい話をする、しても大丈夫な場にする
闇の深い話、みんな好きですよね。好きじゃないですか?
弊社は自我の話とか鬱で3年ふっ飛ばした話とかができる環境です。

雰囲気ドリブンは悪意にとても弱い

この方法でいまのところうまく行っているけれど、これは弱点があり、悪意のある人間に弱い。
結局そうなると悪意のある人間を入れないという人事ハックになってくるのでつらい。人事は辛い。
会社を巨大にする予定はないけれど、これから続けるにあたっては苦労する予感がしています。
誰でもウェルカムができるのはでかい組織の特権であって、10人規模だと合う人しか入れられないんだなということに気づきつつあります。カルチャーとかそんなヌルいワードじゃない、雑談が成立しないと死ぬんだ。

一人会社が一人じゃなくなるまで

自分が居ないときにも事務所が開いてると毎回感動してる。というか人が来て働いてくれるだけで奇跡かと思う。アットホームな職場で最高の仲間!みたいなノリのことは警戒していたけれど、多分これは油断するとなってしまうものなんだと思う。内輪感とどう折り合っていくかは今後の課題です。

一人でもできることしかやらなかった会社は、半年で一人ではできないことまでやるようになりました。これからも協力者と頑張るし世界の多様性を増やしていく所存です。


告知
経営者の知り合いが少なくて心細いです。光の話も闇の話もできる知り合いがもっとほしい。
というか周りの経営者男ばっかりで、経営者って男しか居ないのかなって気持ちになる。
女性経営者の方と知り合いたい。
あと面白い仕事ほしい。豊かになりたい。
ポケモンバトルもやりたい
DMください

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UI/UXスタジオXemonoの公式note。お前のアプリを最高にしてやる。