きんざいFP1級学科試験対策~応用編穴埋め問題対策
きんざいFP1級学科合格御礼
こんばんわ。まずは報告することがあります。
9月11日に受験しましたきんざいFP1級学科試験ですが10月24日に結果がでまして、無事合格しました。
思えば2020年9月にFP2級取得してから1級に挑戦すると意気込んでから2年経過してしまいましたが、やっと念願が叶いました。これも応援して下さった皆様やご支援頂いた皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございました。そして、次の実技試験も頑張ってFP1級技能士を名乗れるように頑張ります。
さて、今回ですが、そのFP1級は基礎編と応用編に分かれています。
応用編は計算問題や穴埋め(筆記)を中心とした記述問題となっています。
それだけでなく、配点が一切解らないので、自己採点では7割取れたと思っても、実際は6割しか取れていなかったというケースもあります。
私も自己採点で合格点超えてたけど実際不合格だったという天国から地獄に落とされる経験を2回ほど経験しています。
計算問題も大事ですが、最近では穴埋め問題をいかに落とさずに解答できるかが勝負ポイントとなっている感じなので、今回はこの穴埋め問題の対策について、自分が実践した学習方法を参考に紹介していきます。
穴埋め問題を学習する時にやっておくといい事
まず、穴埋め問題の学習を始めるにあたってやるべき事は
「どのような論点が出題されているのか?」を把握しておくことです。
応用編はB分野のリスク管理を除いた5つの分野から出題されます。
各分野から出題される論点は試験回毎に変わっていますが、通年を通してみるとほぼ似たような問題が出題されることもあります。各分野で狙われやすい論点といえば以下の通りです。(たまにイレギュラーな問題が出題されることもありますが、その辺はご了承下さい。)
【A分野「ライフプランニング&社会保険】
・小規模事業共済と国民年金基金
・雇用保険や介護保険
・各種年金の受給要件
【C分野「金融資産運用」】
・各種財務諸表の計算問題
・株式運用及び諸制度
・NISAの諸制度
【D分野「タックスプランニング」】
・所得控除や税務控除の諸条件
・各種法人税の税制特例(雇用促進税制等)
【E分野「不動産」】
・不動産譲渡に係る特例の条件
・建築基準法
【F分野「相続・事業承継」】
・各種相続の諸制度(遺留分や相続時精算課税制度)
・贈与税の特例(教育資金及び結婚・育児資金贈与)
・事業承継に係る各種諸制度
この辺りが最近では狙われている感じがします。
流石に毎回同じのは出題されませんが、論点を把握しておくだけでも
勉強する時の目安になると思います。ご参考までに・・・
過去問から頻出論点を見抜く
私が2022年5月、2022年9月の試験で取り入れた学習法になりますが
こちらのサイトでは2009年から直近の2022年9月までのFP1級学科(基礎編・応用編)の解説が掲載されています。(法改正未対応なので要注意)
このサイトを活用して、各分野毎の穴埋め問題でどのような問題が出題されていたのかを確認しつつ、大事な論点をテキストを用いて見直ししながら学習しました。過去から遡って問題をチェックすると、毎回出題されている論点とか、どの辺りが狙われているのかが把握できるのと、忘れかけた部分の再確認も含めて見直しできるというメリットもあります。
この方法を取り入れた受験回では穴埋め問題の正解数が取り入れる前より格段に上がった感じがします。これだけやっていればいいという訳ではないのですが、過去問を駆使するならこういう形でやった方がいいという一つの例ですので、参考になって頂ければ幸いです。
あと、スキマ時間を活用して動画で応用編の穴埋め問題の学習。
こちらはFPYouTuberで有名なほんだ先生の動画で2018年~2021年のFP1級応用編の穴埋め問題について解説動画があります・
私は通勤時間にこの動画を聞いてました。
空いた時間を活用してこの動画を聞くだけでも全然違います。
直近の穴埋め問題について解説しているのですが、この動画と同じ範囲が出題された時は本当に嬉しい気持ちでした(その回は不合格でしたが(笑))
恐らく試験直前には新しい動画も配信されると思うのでチェックしておくことをお勧めします。
最後に
以上で今回の記事は終了です。
穴埋め問題の対策としては問題集を繰り返し解いて覚えるまでやるのも一つの手段ですが、過去問を紐解いて出題傾向を把握して学習するのも合格への近道なのかもしれません。この手法が次に受験する皆様の役に立つことを祈って今回の記事を締めたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。