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龍が如く8本編を120時間ぐらい堪能してやっと区切りをつけた話

まずは本編のクリア時間を見てほしい

長すぎだろ!!!

これ本編クリアの他にもサブスト完遂とあらゆる要素をじっくり堪能しただけだけですよ!?
なのにこんだけかかった。たぶんだけどこのゲーム、メインストーリー進めるだけでも60時間ぐらいかかるんじゃなかろうか…
 ということで今回は如く8で新たに追加された様々な要素と本編の物語について感想を述べてみようと思う。当然のことながら個人的な視点における感想のため人によっては憤るような内容になるかもしれないがご了承願いたい。




トリプル不審者バトルや汚いどう森、変態撮りミニゲームとか

 如く8では新たな追加要素としてスジモンバトルやドンドコ島でのサバイバルといった異色なミニゲームが追加された。どれもこれでも遊んでてとても楽しかった。
 まず最初にスジモンバトルに関して。このミニゲームはあまりにも某ゲームと似ているから電気鼠が滞在する会社から声明文を出したことからもしかしたら怒られて出さないんじゃないかと思ったら別にそんなことはなかった。
(前作でもやってるしなんなら違うやつだって?何のことですかね…)

システムは3v3。敵の弱点に合わせて属性を変えて指示を出して攻撃。
なんかトリプルバトルに似てるような…

 このポケ…いやその筋の者、通称スジモンを駆使してスジモンのジムリーダーを打破していき最終的にはスジモンマスターになるのがこのミニゲームの目標だ。もちろんスジモンをただバトルで強くするだけでなく、経験値アメみたいなプロテインをあげてレベルを上げたり野生のスジモンを見つけて倒して仲間にしたり、時には伝説のスジモンを捕まえることもできる。中には進化もできるから色々な強化ルートがたくさんあるのだ。

スジモンが進化する瞬間。
なおこの時流れるBGMはどうみてもBキャンセルできそうな曲である。

 不審者スナップという異色なゲームについても紹介しておこう。この不審者スナップは端的にいえば、ハワイのバスであるトロリーと呼ばれる乗り物にのって観光ついでに色々な不審者を撮りまくって治安維持に貢献しようというものである。どうみてもポケモンスナップとか思ってはいけない。 
 不審者もただ現れるだけでなく、特定のタイミングで取ると貰えるボーナスなやつ、めっちゃ遠くにいるやつ、壁と同化してるやつといった様々な特徴を持つ奴がいっぱいでてくるのだ。撮影のポイントに応じて冒険に役立てるアイテムも貰えるのでぜひともたくさん撮りたい。

スナップの一例。こんなんがステージ次第で50匹ぐらいもでてくる。
終わりだよこのハワイ…

 汚いどう森といわれたドンドコ島のサバイバルも夢中になれるくらい楽しんだ。ストーリー的にはとある出来事をきっかけにドンドコ島を復興していくというもので、島に流れ着くゴミや木、岩を材料に色々な家具を作っていって一流リゾートを目指す経営サブゲームである。具体的にはどうぶつの森と牧場物語に多少の乱闘要素も含んだ感じだ。 
 この作れる家具の種類がかなり多く、自分だけのオリジナルの島を作れる自由さだけでなく、オンラインで他人の島を見ることもできる。もちろん経営の働き次第では金策にもなるゲームだ。また島に来る客には一般的な人やお金持ちな人、時にはなんだコイツ!?といった客人もやってくるようになる。さすがに獣人は来なかったけどまあ忙しくも楽しいゲームだった。夢中になりすぎて本編に戻るのに20時間ぐらいここでかかったような気がする。

たーるっ
樽だけではなく無茶苦茶でかい建物も材料次第では作れる。

前作よりも洗練されたバトルシステムと異色なサブストーリー

 今作の戦闘システム周りは正直7の時よりも更に洗練してくれたおかげでとても楽しい体験となった。キャラクター自身の移動はもちろんのこと、技によって吹き飛ばし効果や仲間との連携効果がでてくるのも爽快感があってなかなか良かった。個人的には自キャラのレベル差によっては自動的に勝利してくれるクイックバトルのおかげでよりテンポよく進めたおかげで前作よりかはそこまで道中はめんどくさくはなかったのだ。

レベル70の暴力
現在進行形でDLC込みでやりこんでたスクショの一つだが正直この仕様は助かる

 サブストーリーもシリアスな本編とまったく真逆なストーリーで良い意味でとても安心した。全体的にみると如く7からの続投したキャラのみならず、ハワイでのイカれた斬新なストーリーが多く、どのキャラも忘れることがないような個性をもったやつが多い。如くシリーズで培ってきたギャグセンスは今作も発揮されているのである。あまり語るとネタバレになりそうだからこれぐらいにしておく

サブストーリーの発言の一つ
絶対に開発者の人の魂の言葉だってこれ


 如く8の総合的な感想。

 まだまだ色々な要素があるが、全部伝えると魅力が下がるため一旦閉めにして、ここからは今作の個人的な本編の感想について述べようと思う。
※なお愚痴に近いような内容なので一応閲覧注意である



 今作の脚本について。正直、如く7から始めて来たファンにとっては少し感情移入しづらい気持ちになる作りだと感じたのが序盤の印象である。というのも今作は如く7から登場した春日一番と、長年の如くシリーズを支えてきた桐生一馬というW主人公体制で動くからである。だがその桐生一馬サイドの仲間の対応が少し腰巾着すぎない?というもやもやが抱きそうな作りだったからだ。たしかに如く8は新たな要素として桐生サイドには大きな要素としてエンディングノート作りや過去シリーズを彷彿とするサブストーリーが多々あるし、明確に主人公交代を決定づけたかったんだろうなぁと感じるシーンがあった。桐生一馬が如くシリーズにおいて良い意味でも悪い意味でも支えてきたからこそ桐生一馬に対してスポットをしっかり当てたいということも理解できる。如くシリーズを全てやってないから悪かったとしても、如く7側のキャラの扱いが少し悪く感じたのだ。とはいえ、このように感じたのは序盤だけであり、後半はそんなことは感じさせないようにはなっていた…と思う。
  もう一つ新キャラの仲間二人について語っておきたい。まずトミザワ。この人の声当てである井口さんは賛否両論あると思うが個人的にはなんか初期の大吾さんぐらいには可能性を感じた。設定的にも性格的にもいいキャラしているからあともう1作品続投してくれたら慣れて絶対違和感なくなるから続投してほしい。もう一人の千歳に関してはキャラの立場上仕方ないとはいえコロコロ切り替わるため心が弱い峰不二子みたいなキャラだなぁと思った。声当てに関しては他作品で演技ができると知っていたため棒読みどころか全然聞けるしゃべり方でとても好感が持てた。ただ前作キャラと比べるとどちらも魅力はそこまでじゃないから続編に期待という形。

この人の声当て評価?6の真木よう子と一緒だよ

 また、物語を全体的にみると中だるみがないため全く飽きさせない作りで続きはどうなるんだ?という魅力的な惹き方はあるものの、前作のストーリーと比べると物凄く普通というのが印象深い。例えるなら、如く7が如く0と同等というならば、如く8は如く3みたいな感じというのが適切かもしれない。いや言いすぎかなぁ…

 しかしその反比例にするようにやりこみ度が高いゲームであることは間違いない。スジモンバトル、不審者スナップ、ドンドコ島だけではなく如くシリーズ伝統の他作品のアーケードゲームやダーツ、麻雀もできるし如く7にもあった検定や缶拾いゲームもある。

如く7でやった缶拾いゲームを今度は桐生がやる
もちろんめちゃくちゃ楽しんでますこの名無し。

 まあ結果的に言えば本編の内容に対しては文字通りぐちぐち書いてたけどそれを差し引いても如くシリーズファンとしてもそうでなくても全然楽しめる内容なのは間違いないといえます。もしかしたらDLCクリアしたら新たに書き足すかもしれないけど今はとりあえず一旦ここ区切って次のゲームに取りかかろうかなぁ…




とりあえずRise of the roninかドグマ2 どっちにしようかね…

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