みたらしも胡麻も餡もすべてが味わえる富久屋の牡丹だんご。

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

歳とともに洋菓子よりも和菓子の方が好ましいと感じることが多々ある。
なので、ふと帰り道でお土産を買い求める時に、和菓子屋さんで買い求めることの方が多くなっているようだ。

和菓子自体は様々なバリエーションが存在するが、お茶菓子を嗜むワケでも無い一般家庭ではどうしても小豆餡関連の和菓子やお団子、大福辺りに限られてしまうような気がするが、結局のところ餡子好きであることに変わりは無いので、その間をローテーションしてお持ち帰りするだけでも充分楽しめるのである。

なかでも我が家は東松山市の富久屋さんの牡丹だんごのファンである。
お店自体には行ったことは無いのだが、定期的に池袋東武百貨店の1Fに出店しており、みかけると必ずお持ち帰りすることにしている。
牡丹だんごには3種類あり、写真のみたらし団子、胡麻団子と焼団子がある。
これがただの団子であれば別にコンビニの団子でも構わないのだが、牡丹だんごの特徴は写真では解らないところなのだが、串に刺さったお団子の中に餡子が入っているのだ。
ようは大福が串に刺さっているようなモノで、そこにさらにみたらしがかかっていたり、醬油ベースの胡麻ダレがかかっているのである。
このしょっぱ味と甘味の両方を一気に楽しめるというのが牡丹だんごの特徴であり、なんか得した気分を味わえるのである。