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珉来若宮店の鶏天ご飯と鶏天丼の違い。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

金沢駅西口はわたしが暮らしていた当時はまだ「駅西」といわれて、なにもない寂れたエリアとしてなんとなく金沢市民の中でも蔑まれていた感のある場所だったと認識している。

そんな駅西の長田に金沢での住居を決めた我が家なのだが、繁華街であれば大抵お店が集積していて、どこで食べても美味しそうなお店がそこかしこにあるものだが、金石街道も長田の方まで進んでくると、お店も数もポツンポツンとある程度で、ほとんど近所のジモティが食べに来ているくらいで旨いのかどうかは自ら経験してみないと解らないお店がほとんどとなる。

慣れてくればそれくらい平気に開拓する気にもなるが、それまでは恐る恐るでどこから手を付けたらいいか解らない。
なので、引越当初に職場のメンバーに長田周辺で週末ランチとかで使えそうなところはどこか?と何人かに聞いてみたところ、たいてい名前が挙がってきたのが、長田の交差点にある8番ラーメンと、ちょっと離れるが犀川に架かる若宮大橋の手前にある町中華『珉来』だった。

この8番ラーメンに関してはホント斜め前をいう立地だったので、すぐにお世話になることになったが、珉来へはなかなか行く機会が無く1年3ヶ月も経ってようやく2015年10月に始めて訪れることになった。
外見はまさにどこにでもある中華屋さんといった佇まいなのだが、車は常に出入りしており、ランチタイムは常時満席。
かなりの人気店であることがうかがえる。

どれもこれも旨そうだったのだが、ラーメンがあるとなると他のメニューに目が行かなくなってしまう性分なので、とりあえず豚骨ラーメンの小とわざわざメニューに「鶏天ごはんと鶏天丼はどう違うの?」とコーナーを設けている位なので、これは名物なのであろうととろみのある餡がかかった鶏天丼の中を頼むことにした。

この珉来はいちおう中華の枠なのだろうが、なかなか丼ものも充実しており、なんでもっと早く開拓しておかなかったのだろうか?と後悔したものである。

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