思った以上に公的な会席の場が多かった金沢時代。
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
入社以来わたしは公共系のお客様を相手に仕事をしている。
入社当時はそれほど締め付けが厳しくなかったように記憶しているが、官僚への接待が何度も問題になる中で、公務員との付き合い方はかなり厳しく制限されて現在に至る。
そんな感じのコンプライアンス重視の中でお付き合いしてきたので、いわゆる会社の仕事でお客さんを接待とかまず経験なかったのだが、出向先の金沢の地域会社では公共以外に民間のお客様も所掌範囲だったので、これまで経験の無かった会食の機会がけっこうあったりしたのである。
そんなお客様の接待の他に社内のイベントの打上とかでよく使ったのが、卯辰山の裾野の高台にある松魚亭である。
いわゆる普段使いの居酒屋とやらとは全く異なる背筋が伸びる店構え(笑)
初めて会社の役員に連れられて入店したときには、あまりに縁のなさ過ぎる場所なのでこれは正座していただくモノなのか?胡座をかいてもいいものなのか?と今思うとどうでも良いことで思い悩んだり(笑)
出てくる料理もまぁ〜一つ一つが量が少なくて、品がよろしくていらっしゃって、何度かお邪魔させていただいたが、やはりわたしのような下賎のモノにはもっと雑味のあるカロリー高めで量やパンチで勝負するような食事の方が舌に合うようでございまして(笑)
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