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池袋西口公園からGLOBAL RINGへ。

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』


先日の記事で池袋住民にどれほど文化が根付いているのだろうか?と疑問を投げかかったところであるが、2020東京オリンピックに向けて豊島区は池袋再開発を本格化して、新たなランドマークの建設と公園整備に精を出した数年であった。

主に東口がメインの再開発であったが、池袋西口も大きな改装が行われたところがあった。
池袋駅西口前のミレニアム前後では治安悪化の象徴とも言われた池袋西口公園の再整備である。
ミレニアム前後はここでカラーギャングやらナンパやら、イロイロとヤンチャな事が繰り広げられていたようだが、2010年代ともなるとヤンチャな若人はなりを潜め、どちらかというとホームレスな方々であったり、日雇いの集合場所であったりとなかなかそれでも香ばしい場所ではあったが、そんな池袋西口公園、通称IWGPも名物の大噴水もなくなり、すっかりフラットで周囲をグルリと円に囲まれたGLOBAL RINGとして生まれ変わった。

大噴水はなくなったかと思いきや、実はこの写真の円のところに噴水口があり、時間になると水が噴き上げられ、どういうワケか水が中央に旨いこと捌けていく仕組みを施されている。

奧には舞台も設置され、イベントに応じて円形劇場としての使用も可能なまさに豊島区が推進する文化都市を形成する一つのパーツとして生まれ変わったのである!

と、大々的にアピールしているのだろうが、住民にとってはどうでも良いというのが正直な感想で...(^^;)ハハハ。
でも、こういう街の整備が進むと外からも人がやって来るのだろうから、池袋としてはいいことなのだろうな。


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