引越初年度の夏休みは能登周遊!
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
金沢に引っ越してきて、ちょっと市外へ足を伸ばしたのは、加賀市の九谷満月へ行ったくらいで、とにかく金沢市内を把握するのでいっぱいいっぱいだった我が家であったが、引越&各種手続きで年休消化はさせてもらったモノの、多少の夏休み感は味わいたいよね?
と、引越初年度の夏休みは金沢駅前からバスで能登周遊が出来るツアーに出かけたのである。
自家用車があれば能登くらいいつでも行けそうな場所であるが、なにせもう何回も一度も乗らずに免許更新した?というくらいの筋金入りのペーパードライバーである。
都内に比べて田舎だから車の運転も楽なんじゃない?とか最初のうちは宣っていた我が妻であるが、日頃金沢市内の車の運転の荒さを身に滲みて理解してからは、そんなことも言わなくなった。
引っ越してビックリしたことの一つがこの車の運転の荒さである。金沢限定ではないが、石川県は車の運転の荒さではなかなか全国に名を馳せているらしい。
ということもあり、車の運転などはもってのほか、バスで行き来出来るバスツアーというモノは我が家にとってはとてもありがたいモノなのである。
早朝に金沢駅前を出発し、輪島の朝市で朝市を見物しつつ、といっても到着した頃にはけっこう時間が経っていて、賑やかさからは少々落ち着いてしまっていたが。
その後、トトロ岩やら世界一長いベンチやら。厳門で昼食をとりつつ岩だらけの海をクルーズ。国内でも珍しい海岸を車が走れる千里浜をバスごと疾走するというなかなか味わえない体験をして、一日がかりの能登周遊を終了した。
惜しむらくは、なんか一通り見て廻って満足してしまったからなのか、能登を周遊したのはこの時だけで、また都内に戻ってしまったことである。
再び能登を訪れたのは、せっかく石川県にいるのだからと国内最高ホスピタリティを誇る『加賀屋』に泊まりに来たのが最後だった。
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