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渡り廊下。

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

男子たるモノ『合体』モノは大好きである。
モノとモノが繋がる、合体するということはなにか本能的なモノを遺伝子レベルで感じるのであろうか?物心付いた頃から枯れ始めてきた現在に至るまで、合体には心擽るモノがあるのだ。

合体モノにはオモチャのような小さいモノから大きなモノまでその大きさの大小によって刺激の大小が決まるモノではない。
どのようなモノであれ、単体同士別々の物体が繋がるということに魅力を感じるのである。

さてこちらの写真は手前の一区画の建物が解体されて、奧の区画の建物が見えるようになって初めて目にすることが出来たモノだが、こういうケースの合体もあり得るのかとおもった一枚である。
左の母家とも思われる一軒家の二階からおもむろに右の倉庫のような建物の二階に伸びる渡り廊下。

家屋と家屋を繋ぐ『渡り廊下』になにかしらフェティッシュな魅力を感じてしまったのである。
出来得ればこの渡り廊下を走り回ってみたい欲望に駆られたのだ。


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