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写真で二言三言【金沢編】

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思っていた以上に【金沢編】の記事が多くなってしまったので本編の『写真で一言二言』と切り離して別冊といたしました。
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#犀川

チェーン店なのに今では味わえない『くるまやラーメン』。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢時代に暮らした長田のマンション前の長田交差点を曲がり、犀川に架かる若宮大橋の方へ向かって自転車を漕いでいくと見覚えのあるチェーン店のラーメン屋を発見した。 『くるまやラーメン』である。 たしか都内では西と東の方しか店舗展開していなかったと思うが、わたしはこの看板をよく目にしていた。 北関東の実家の隣町の街道沿いに2、3店舗展開していたのである

気がつくと市内に巡らされた水路が気になりだして。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 以前も何回かこのnoteで金沢市内に流れる水路についてアップしたことがある。 今にして思うと金沢での2年間の生活の中で、市内を縦横無尽に流れていく水路に興味が沸いて、そのついでにウロウロと街を散策することを趣味とするようになった感が否めない。 我が家が居を構えた市内の長田から職場の彦三までは金石街道をバスで武蔵ヶ辻まで向かうか、同じルートを歩いて

故郷を思い出す若宮大橋からの犀川の眺め。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 わたしが生まれ育った群馬県は言わずと知れた海無し県である。 四方を海で囲まれた島国でありながら、なにゆえ群馬県には海が無いのだろう?と少年の頃はこの憤りをぶつけようにもぶつける先が無かったが、海が無ければ川なのである。 最近は川遊びは遊び場と言うよりも危険という認識の方が先立ち、自由に川遊びなどさせてもらえないだろうが、わたしが幼少の頃にはまだま

年に2回、窓から大パノラマで見られた金沢の花火大会。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 連日猛暑が続きもはや夏真っ盛りな今日この頃。 夏の風物詩と言えば花火大会である。 上京するまでは隣町の足利の花火大会を観に行くのが夏休みの主なイベントの一つだった。 隣町で父の実家もあった足利の花火大会ということで花火大会とはこういうもんだという認識で育ってしまったのだが、昨今は全国的にも有名な花火大会の一つのようで、実は幼少の頃から花火大会を観る

街の外れの街中華で徘徊の愉しみを知る。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 最近なぜか話題の街中華。 街中華というとどういうイメージだろうか? わたしのイメージでは駅前商店街の一角に昔からあるお店である。けしてポツリと存在するモノでは無く、昔ながらの商店街に付きもののお肉屋さんや八百屋さんと同じように存在するお店、それが街中華であると思っている。 金沢に来て、さすがにまだ8番らーめんの魅力が解らなかった頃に他に美味しいら