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少しの変化。

最近、
ちょっとした知り合いやご近所さん、
買い物先の店員さん、などと
たわいのない話をしたり、
自分のことや自分の気持ちを少し話せるようになってるなと感じる。

私が少し話すと向こうも返してくれたりする。
それですごく仲良くなるわけでもないのだけど
その場で気持ちのやり取りができてほっこりするような感じがする。


いままでは
自分のことを話すのはごく親しい人だけ。
それ以外のの人とは
相手が話してるなら聞くけど、
自分からは必要なことしか話さない。
という状態だったと思う。

意識的にやっていたわけじゃないのだけど。
あの人は秘密主義だ、と陰で言われたり
自分のこと話してくれないね、と直接言われたり
はときどきあった。

私としては、
よくわからない人に自分のことを知られたくない(知られちゃいけない)
という半ば被害妄想のような気持ちと、
相手は私のことなんて興味がないから、話しても迷惑だし時間の無駄をさせてしまう
という自虐的な気持ちの両方があった。

それでも
少し話してみて、
意外と大丈夫だ。
自分のこと知ってもらえるってちょっと嬉しい。
とか
相手も自分のことを話してくれてなんだかいい時間だった。
とか
があって、話せるようになってきた気がする。
そんなことをひとつずつ積み重ねてるような感じで
自分を守ってた甲羅の薄皮が一枚ずつペリペリと
はがれ落ちてるような感じ。
(甲羅に薄皮があるかわからないけど…)

これまではずっと
人を好きと嫌いとどうでもいいの3つに分けて
好きな人とだけ関わる、ようにしてきた気がする。

その「好きな人」に入る人はほんの数人で、
だからそのひとたちへの気持ちが集中してしまい
期待をし依存をしていたように思う。
それは自分も相手側も
逃げ場がないようで
本当にしんどい状態なんだと今は思う。

だから、
どうでもいい、というか
どちらでもない、人たちとうまく関わることが
大事なのではないかなと思っていて
少しだけど良い変化が自分に起きてるように思う。

ほっこりしたりほんわかしたり
できる瞬間が増えるのは嬉しい。

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