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不正のトライアングル

米国から驚きのニュースが入りました。大谷翔平選手の専属通訳が450万ドル(約6億8千万円)を横領していたとのこと。コンプライアンス担当として数々の不正を見聞きして来たざびえる「さもありなん」と頷いてます。不正には必ず「動機」「機会」「正当化」の三要素があると言われています。今回のケースでは、ギャンブルの負け(動機)が先か、大谷選手の財布を預かる(機会)が先かは判りませんが、端から着服するつもりはなく、おそらく「お前が居なけりゃ大谷は何も出来ないじゃないか!少しばかり持ち出したって、儲けて直ぐ穴埋めすればNo Problemだぜ!」と言う様な甘言に惑わされたのだと思います。私が見聞きした不正の「動機」には必ず「飲む•打つ•買う」の三要素のいずれかがあります。何よりも信頼を裏切られた大谷選手こそ一番お気の毒です。


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