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バーチャル同人誌イベント「OperationVR-EXTRA#1」に参加しました

2021年9月25日開催の「OperationVR-EXTRA #1」にサークル参加しました!今回からようやく本格始動とのことでテストランが外れ、なんと120spが満了しました。このイベントは毎回レビューしていますが、今回は撮影し忘れたものも多かったので、初めての人向けに書きつつもざっくりという感じになりますのでご了承下さい。なおxanac自身の感想は一番下に書いてあります。

本イベントの特徴

OperationVR-EXTRA(以下略称として「オペブイ」と表記します)は、女性向け同人のWebオンリーで有名なpictSQUAREとは違い、神秦ゆうまさんという我々と同じ個人の同人作家が開発した独自のオンライン同人誌イベントです。現在はゆうまさんと数名のスタッフで運営・主催が行われています。イベントの公式Twitterはこちら→ @ExOpvr

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オペブイ会場内の様子です。完全に見たことある景色。

3DとかVRとかついてると敷居が高そうですが、今この記事を見ているスマホやPCだけで参加できます。ゴーグルやアプリは不要で、ブラウザだけで入れることが案外知られていないので、ぜひ周知されてほしいところです。
ちなみに自分もPCのブラウザで入場&サークル参加しています。

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操作方法はイベントの配置マップPDFに載っています。移動は右下の十字キーで操作もできますが、キーボードならW、A、S、Dのキーでも移動が可能です。

今回の会場はビーチにあるリゾートスパ会場

毎回イベント会場が変わるのですが、今回はビーチに建つリゾートスパが会場になっています。ブラウザでログインすると青空と海が広がっています。

ロビーへ向かう途中に点々と立っているのはサークル参加者が作成したスタンディPOPです。スタンディPOPはオペブイの恒例企画で、会場のさまざまな場所で参加者を出迎えてくれます。スタッフさんが趣向を凝らして、スタンディ絵柄のシチュエーションに合った場所に設置してくれるのも心憎い演出です。

ロビー内にあるラジオ・オペブイ

ロビーの中に入るとバーカウンターがあり、ラジカセが置いてあったのでタップしたらイベント企画のひとつである「ラジオ・オペブイ」が始まりました。こちらでは参加者からのおたよりやイベントに関連するトークが流れます。今回は血界戦線のプレゼンがゲキアツだったようです。また参加されている創作音楽サークルさんの曲紹介もありました。

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いよいよイベント会場内へ

今回のイベントは「和風スパ」「密林スパ」「プールサイド」「サウナスパ」の4ホールから構成されています。配置図のPDFには配置No.のほかにサークル参加者が決めた「撮影許可レベル」が記載されています。現実の同人誌即売会会場はサークル主以外はスペースの撮影が禁止されていることが殆どですが、オンライン同人誌即売会だと拡散や口コミを重視するサークル主と、逆に撮影をしないでほしいというサークル主の両方の意向を守れるようにこのような取り組みになっています。

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まずはロビーから自サークルの配置されている和風スパへ移動します。

和風スパの様子

和風スパ、完全に温泉です。現実の同人誌会場なら湿気や水分で絶対頒布なんて出来る場所ではありませんが、旅行が難しい現在の状況でとても気持ちのいい雰囲気で楽しめます。

撮影OKなエリアを移動する様子。PCなのでスイーッと移動していますが、スマホで見る場合は位置や傾き検知があるため、スマホを動かすと視点も移動します。スマホの方がリアル感はすごいです。

VRですが、スマホや低スペックな環境でも参加できるように負荷対策も兼ねて自作のアバターではなく全員白い人型で統一されています。一見味気ないですがこれがとても便利です(後述)。

スペースの様子

ヒーローバンクサークルなんですが直前にヘボット!の配信が始まるとの発表があったため、急遽ポスターをヘボット!にしました。こういう思い切った遊びが出来るのもデジタルならではです。

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見本誌が読める

スペースでは直接同人誌やグッズの見本を手にとって確認することが出来ます。ちなみにオペブイでは通販システムはありませんので、BOOTHやとら、メロンなど現在使っている通販プラットフォームへのリンクを設定するだけで利用できます。もちろん展示のみやネットプリントも設定可能です。

なお、見本誌を読んでいる間はアバターが読書ポーズになりハートが飛ぶようになっています。自分のスペースで見本誌を読んでいる人を見つけるととても嬉しいです!
ちなみにスペースの後ろにダンボールが積んでありますが、これは新作を用意出来たサークルだけに表示される名誉の新刊ダンボールです。

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サークル主にメッセージが送れる

スペースの右端にあるハートをタップするとサークル情報が表示されます。ここから定型文を3つまで選んでサークル主にメッセージを送ることが出来ます。凝った文章を考えなくても、ジャンル外でも気に入ったら気軽にポジティブなメッセージを送れるのでとても便利です。なおこのサークル情報はスタンディPOPをタップしても表示されるようになっています。


各会場の雰囲気(一部紹介)

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和風スパホール休憩エリア。外には露天風呂がありました。左画像の端にあるピクトグラムをタップすると特殊ポーズが取れるおもしろ要素がありました。サークルを回ったあとはこうやって浮き輪に載ったり温泉に使ったりして遊んでいます。

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密林スパは足湯があります。スタンディのラスカル可愛い。そしてプールサイドホール、サウナスパホール。こちらはスペースのスクショを撮影し忘れましたすみません…!

屋台グルメ(今回は簡易版)

オペブイは毎回イベントに合わせ、フードコーディネーターさんが屋台グルメのレシピを公開しています。今回は担当者さんが体調不良とのことで一部のみの公開でしたが、普段はイベント会場内にこのレシピで作られたフードの屋台が設置されています。
バーチャル屋台のステッカーも配布されているため、本来であればバーチャル会場にあるフードを現実に召喚して実際に食べて楽しめるという企画になっています。(詳しくは前回のFANBOX記事をご覧ください)

夜の部は雰囲気がムーディに

イベントは昼の部と夜の部があり、風景も変わります。昼の部は青空が広がっていましたが、夜の部は落ち着いた大人の雰囲気になりました。

スペースは昼の部と変わりませんが、スタッフさんのお遊び要素で夜の部になると休憩エリアにTVモニタが設置されていました。(ちょうどこの日は鬼滅の刃無限列車編の地上波放送日でした)スタンディPOPの伊之助もベスト配置です。

【NEW!】サークルコアタイム

今回よりサークルコアタイムが設置されました。これは特定の時間にサークル主さんに着席していただき、よりイベントっぽい雰囲気を出すのと、人が集まって交流しやすい時間帯を決めようという企画です。スペースに着席している人が多いと「うわーイベントだ!」って感じが満喫できます。

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買い物を満喫したら会場でのんびり

自分は昼の部の間にほぼ買い物を済ませてしまったので、夜の部は遊び回っていました。オペブイ参加に慣れた人は色んなポーズをとって遊んでいたりするのですが、これはアバターが全員白い人型で統一されているおかげでもあります。(自作アバターだとさすがに撮影は気が引けてしまうので)
こうやって誰かのベストショットを激写するのもオペブイの楽しみのひとつです。あと誰が誰だかわからないので、視線を気にすることなくエッチな本もじっくり読み放題です。(これがなかなか快適だったりする)

【参加者向けのTips】自撮りする際は同じアカウントでPCとスマホ、あるいはPCで2つウインドウを開くなどすればもう片方を撮影できますのでぜひ試してみて下さい。

最後は集合記念撮影

これはサークル参加されている有志の方が呼びかけているのですが、イベント終了時刻前に集まってスクショ大会が始まりました。今回はプールサイドとロビーに人が集まったようです。自分は今回諸事情で撮影時間に参加できなかったので残念…!

ちなみに閉場のときは蛍の光が流れ、最後には拍手が鳴ります。コミケに参加した経験がある人にとっては実にイベントらしい演出です。おつかれさまでした!

イベント後の後夜祭企画、ARスタンディ

イベントそのものの雰囲気は説明しましたが、実は会場に飾られていたスタンディPOPが後日ARになって撮影できるという、とんでもないアフター特典があります。

バーチャル会場内でリゾートを満喫していたJupiter(しのっこさん作)のスタンディを、下記のように自宅に召喚できます。これが無料でできるのすごくないですか…?こちらのARスタンディはサークル参加者・一般参加者関係なく撮影可能です。推しをぜひ現実に呼んで下さい!

まとめ

何度も参加しているイベントでしたが、今回は普段pictSQUAREで大規模イベントを主催されている方々が参加したこともあり、その拡散力で一気に知名度が上がり、参加スペースも満了したのがとても嬉しかったです。やっぱり広報力のある方々の発信は強いなと思いました。色んなイベント開催プラットフォームを見学して自分たちの本イベントの参考にするという姿勢、とても尊敬します。

自分自身のサークルとしては、仕事が忙しく新作はネットプリントシールのみの参加でしたが、比較的満足のいく反応だったと思います。(自分用に作ったシールだったので反応そのものを気にしていないというのもありますが)

オペブイは同人誌即売会開場の雰囲気をバーチャルで再現できるイベントです。他にもさまざまなイベントがありますが、「あの会場を再現する」という一点においてはどこにも引けを取らないイベントだと思います。

次回は12月に#2が開催されるということですので、今から少しずつ出し物を考えておきたいなと思います。


【感想または要望箇条書き】

すでに送ったリツイートしたものも含まれています。

・ドア付近にクソデカ移動ボタンが設置されてすごく便利でした。
・前回の夜の部の星空がきれいだったので、もっとキラキラ光ってほしかったかな(当初煌びやかなナイトプールなどを構想していたそうなので、色々な都合で難しかったんだと思います)
・今回直接要望を送り対応していただきましたが、イベントに興味を持った人が「いつやっているのか」「場所はどこなのか」「ハッシュタグはどれか」などの概要がわかるツイートを固定にしてくださると助かります。
・スタート時点で白い人型くんが重なってしまい視界が真っ白になる問題(こちらは今改善中のようですので頑張って下さい…!)
・昼の部夜の部開始前後あたりに操作方法の説明ツイートもあるとありがたいです。あるいはログイン時に説明が表示されると一番親切な気がします。
・お金送る窓口ください


参考リンク

Webでバーチャル同人誌即売会作った(第6回) - Togetter
https://togetter.com/li/1779466

OperationVR: EXHIBITION(イベント総合運営サイト)
https://www.operationvr.info/

OperationVR情報局 (pixivFANBOX)
https://operationvr.fanbox.cc/

オペブイの歩き方 (pixivFANBOX)
https://operationvr.fanbox.cc/posts/2751159

OperationVR-EXTRA 公式Twitter @ExOpvr






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