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今週のスマートホームニュース #051


Luon:Apple Home対応の新ハブとデバイスを発表、独自プロトコルLuAirを採用

ポーランド・ワルシャワを拠点とするLuonは、Apple Home対応の新しいハブ「LuBase」とその他のデバイスを発表しました。LuBaseは、一般的なZigbeeやZ-Waveではなく、独自の無線プロトコル「LuAir」を採用しており、ESP-NOWをベースにした通信技術を使用します。このハブはローカルなネットワークのみで動作し、データは外部サーバーに送信されません。また、Luonは独自のアプリ「LuHome」を提供しており、Apple HomeやMatter対応デバイスと連携だけではなく、複数カメラのライブストリーム視聴やQRコードの保存など、Apple Homeにはない高度な機能を提供します。現在、LuonはハブのLuBaseとE27カラーバルブ「LuBulb」、および温度や音を感知するセンサー「LuTouch」などをラインナップに上げており、Matter対応は今後のアップデートで予定されています。


Samsung Food:AI搭載で食材管理とレシピ提案を強化、新機能『Vision AI』を追加

SamsungのAI搭載の食材・レシピアプリ「Samsung Food」は、献立の提案や食材の管理をより簡単にする新機能を追加しました。このアプリでは、カメラで食材の写真を撮るだけで、食材リストに追加でき、持っている食材を基にレシピを提案できます。料理した食材は自動的にリストから削除され、ショッピングリストで購入した食材はリストに自動追加されます。

新機能の「Vision AI」を利用すると、スマホのカメラで40,000種類以上の食材を認識し、リストに追加できます。また、AIガイド付きのレシピがあり、対応するSamsungのオーブンと連携して、調理する物に応じた温度設定やタイマーの調整が可能です。

これらの新機能を含む「Samsung Food Plus」は、月額$6.99(年間$59.99)の有料プランで、広告なしのアプリ利用、AIを使ったレシピのパ個人への最適化、栄養目標の追跡、一週間のカスタマイズされた食事計画を提供します。無料版では、3日分の食事プランが提供されます。


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