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【番外編】いるか氏の麻雀の歴史 第1章

麻雀戦術は気分が乗らないとなかなか執筆出来ないので、気分転換に私の麻雀歴を振り返ります。

麻雀初心者あるあるエピソードが多いと思います!

2011年8月 学生生活最終年

所属するサークルの北海道合宿にてはじめて麻雀に出会った。

北海道のかなり東にある中標津町という場所の宿泊所にて。

後輩「いるか先輩も麻雀やってみません?」

わい「いや、俺はギャンブルは嫌いだから…」

後輩「賭けなくていいんで!後ろから説明しますから」

わい「それじゃやってみようかな」

役一覧の紙を見ながら、なんとなく似てる牌を揃える作業が始まる。

並び替え1

わい「よくわかんけどリーチってやつだな」

わい「(待ちは…1?一通ってやつか… あれ、1ってどれだっけ?)」

後輩「(みたいな牌です)」

わい「(おー、そういえばそんなのいたね)」

対面:1s切り

わい「それ!(ロン) 一方通行!! で、何点?

後輩「それは一気通貫ですね というかその前に清一色ですね」

わい「清一色ってなんだっけ、えーと… あ、同じ牌のやつか」

後輩「これめっちゃ高いですよ」

振り込んだ後輩「倍満ですかね」

わい「バイマンってなんや バイキンマンの友達か」

後輩「誤魔化すなよwwこれ三倍満やぞww」(リーチ清一色平和一通一盃口)

わい「どっちでもいいや あがれて良かった」

当時のわいはこれの待ちを1sだと思ってたので、2-5-4-7sは全部知らずに見逃すつもりだったのである^q^

これが麻雀をはじめて最初に和了した役。きっと一生忘れる事はないだろう。

麻雀2日目。

北海道から京都舞鶴に帰るフェリーの中にて。

わい「(おお…なんか大富豪で言うところのトリプルが沢山来るな…)」

2回目

見学者A「熱い熱い熱い!!」

見学者B「すげえ!!」

わい「どうしたんや?そんなに珍しいのか?」

わい「(字の書いてある牌はいらんって聞いたから南とグッバイしよう)」

見学者AB「ちょ!あっ!待って!」

当 然 の あ が り 逃 し

この時は四暗刻単騎がレアな役満だとは知る由もなく…

実際に四暗刻単騎を和了したのはここから3年後になるのであった。

合宿が終わった後はすっかり麻雀にハマってしまい、本やネットで麻雀の勉強をする毎日。

いやホントに麻雀に出会ったのが学生生活終盤で良かったw 序盤に出会っていたら単位を落としていたかもしれない…。

そして、偶然にも天鳳と出会ってハマってしまう。

最初の1か月の放銃率は.210くらいwww

守備という概念を知らなかったからだね、仕方ないね。

アカギとか咲-saki-を読み謎の自信をつけていく。麻雀あるあるだねw

週に2,3回友達の家で手積みの麻雀、そして家に帰ったら天鳳の日々。

急に守備の大切さを理解しだして、ガチガチの守備型になってしまう。麻雀を始めて3か月目の放銃率は.085。別人!まあ、当然だが守りすぎても勝てない事に気づくw

この頃から天鳳で個人が開催している大会にも参加するようになります。

中でも面白かったのが、カンは義務杯(っぽい名前の)大会。

麻雀のスコアとは別に、カン、嶺上開花、三槓子、裸単騎等で特別ポイントがつき、上位が決勝に出られる的なシステム。

「とりあえずダイミンカンしてから役を作れ」「一旦裸になってからあがれ」と豪語しだす者ばかり集まり、物凄くカオスな状況にww

また、別の大会で運よく決勝に出られたときにやらかしてしまう。

決勝は沢山の人に観戦されるので勿論緊張するのだが…。

わい「(七対子北単騎でテンパイ…!北は河に1枚切れ…!これはもろた!もろたで工藤!)リーチ!!!」

わい「(ん…??何故かわいの河にも北がある!!フリテン地獄単騎やんけ!!い、いやでもこれをツモれば英雄に…)」

わい「(…ん?!!?なんかドラ表示牌にも北があるんやけどwwwさっきまで無かったやんけ!嘘やん!)」

わい氏、死亡!w

これがいるか選手伝説のフリテンカラテンリーチ

フリテンロンで恥ずかしい思いをしている初心者の皆さん!安心してください!わいも同じような事やらかしてますから!!

観戦者からは大爆笑で顔が赤くなったのを覚えている。

2011年12月~2012年3月頃

麻雀を始めて半年くらいの時期。

なんやかんや順調に力をつけていき、天鳳は六段くらい、仲間内のセットでも上から2番目くらいの位置に。

普段のセットはハーフ黒川レートで行われていたのだが、わいはギャンブルが嫌いで周囲もそれを知っていたので、いるか特例ルールが採用されていた。

◆いるか特例ルールとは

・当日、いるかの勝ち・負けを全て請け負いたい人が名乗り出る

・コンビ打ち等の行為は禁止

以上!

実質わいだけノーレート!

幸い6年間一緒に大学・院生生活を共にした友人たちは、私が「勝負事は常に本気の熱い人間」なのを知っているので、不正が行われる可能性は一切気にせずこのルールで付き合ってくれた。

勿論私は本気なので、請負者から遠慮なく小四喜を直撃して雄たけびをあげた事も

とある日は他のメンツが天和をあがり、夜中2時の学生マンション内で全員大騒ぎして苦情が入ったりもした。

あれ以来天和は見た事すらない。

…まあ、そんな感じで平和なセット麻雀が繰り広げられていた。

しかし突然波乱が巻き起こる。

セットメンツに「高橋」という男が居た。彼は結構麻雀が上手く、仲間内でも中の上くらいで天鳳五段。その上、やたら赤ドラを味方につけて連戦連勝。

高橋「ロン タンヤオチートイ赤3 12000」

高橋「ツモ メンタンピンツモ赤赤 6000オール」

毎日こんな和了が連発します。

わい「(うーんえらい偏ってんなあ…手積みだとこんなもんか…)」

しかし卒業旅行間際の3月上旬に事件が起こる。

友人A「いるかに話すか悩んだんだけど話したい事があるんだわ」

友人B「高橋、多分不正してる」

わい「どうやって?」

友人A「俺らの麻雀ってさ、手積みやけど山を17トンで決めずに適当に積んでるやん?」

友人B「だから牌が足りてなくても誰も気づかないんだけど、実は大体2牌足りてないんよ」

わい「まさか…」

友人A「高橋が赤ドラ2枚を握りしめてこたつの下に隠してる

友人B「重要な局面で配牌の不要牌と入れ替えて赤ドラを使ってる。みんなが理牌してる時にやってるから今まで誰も気づかなかったけど、それっぽい現場を目撃した」

わい「そういや高橋が座る席って必ずTVの反対側だったような…」

友人A「そう、ヤツはみんなの視線が向きにくく、尚且つ後ろに人が座るスペースのない席を選んでるのさ」

わい「あいつ賢いな」

友人B「でさ、いるかは被害ないかもしれんけどさ、俺らはノーレートじゃないから死活問題なの」

わい「友達を騙して金を巻き上げてる時点で相当やばいな それが本当なら見損なう」

衝撃の事実。

そして時が来る…!

卒業旅行1週間前のセット麻雀。

高橋

高橋2

高橋、犯行現場を取り押さえられる!

友人A「お前、何やったか分かってるのか…」

友人B「見損なったぞ」

わい「お前の実力ならそんな事しなくてもある程度戦えるだろ 不正なんかせずに努力で勝てよ もっと熱くなれよ

高橋「…すまん。」

彼はすべて自白した。やはり「赤ドラが寄る体質」なんて存在しなかったのだ^q^

そして、卒業旅行はとても気まずいものとなってしまった。

卒業してから、誰も彼とは連絡を取っていない。今もどこかで元気にしているだろうか。

そんな感じで私の学生生活が終わった。

次回!社会人編序盤!鳳凰卓民へ!そして初のフリーデビュー!

第2章へ続く






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