武器屋のオリエンテーション
私「こんにちは。ネットで見てきたんですけど、ダイニーマのパネルってありますか？」
店主「ええ、ありますよ。大きい方？小さい方？」
私「多分...小さい？鞄じゃないやつです。」
店主「一応、これだね。鞄のやつはこっち。」
私「試してみてもいいですか？このリュックのジップの中に入れてみたいんですけど。」
店主「ええ、いいですよ。」
私「あーちょうどいい。」
店主「....」
私「やっぱりめちゃくちゃ軽いですね。いい。」
店主「軽いですよ。撃たれる可能性があるんですか？」
私「今はそんなにないですけど、日本にいる限りあるのかなと。」
店主「日本ではないんじゃない。」
私「そもそも我々は刃物には対策するのにー」
店主「それ刃物は通りますよ。貫通します。柔らかいんで。」
私「それは大丈夫です。刃物対策は別であるので。刃物には気をつけて、銃には気をつけないというのはおかしな話だなと。」
店主「確率の問題でしょう。」
私「確かに。しかし、最近も五輪警戒中の警察官が失くしたりーそもそも警察官はみんな銃を持っているじゃないですか。今は自作したり闇の仕入れ先も多いし。猟師も増えてて、日本ももう銃社会なんじゃないかなって。」
店主「いやあ。日本にいる限り、日本でそういう被害に遭う人ってのはごく僅かですよ。安倍さんもね。餃子の王将の社長も、殺されるべくして殺されてるから。」
私「ええ。うーん。うん。あれ捕まったのすごいですよね。」
店主「すごい。」
私「そんなにないですかね。」
店主「やっぱり、日本では。結構、ウクライナとか、モロにあの辺ならー」
私「それはレベルが違いますよね。」
店主「うん。ライフル対応のもっと重いやつじゃないと。海外なら、中南米とか、アフリカとなら、それでも身につけるようなハードタイプのやつで。」
私「ですよねぇ。うーん。ピッタリだと思ってウキウキだったんですけどね。」
店主「いやぁ。うん。サイズは見事だけどね。商売をやっている身でこんなことを言うのはどうかと思うけど、買うべきじゃないと思いますよ。4万を使うなら、もっと他のことに使った方がいい。」
私「分かりました....ありがとうございました。中南米に行く時にまたきます。失礼しました。」
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