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【1972年レコード】68)THE dells : sweet as funk can be


みんな優しくていい人そう

■データ

・リリース : 1972/
・レーベル : カデット・レコード
・プロデュース : チャールズ・ステップニー
・チャート : US 33位(R&Bチャート)
・スタジオ : テルマール・スタジオ(チェス・スタジオ)
・所有ver : CA50021

■トラック・リスト

[SIDE-1]
1. プロローグ
 1-1. オール・アミーゴ
 1-2. ウィンディ・シティ・ソウル
2. セグエ2
 2-1. ファンキーブリーズ/ゲットーシーン
 2-2. ブラウン アイド レディ
3. セグエ3
 3-1. ザ・オリジン・オブ・ファンク
 3-2. ドゥ・ワット・ユー・ガッタ・ドゥ・ベイビー
4. セグエ4
 4-1. スィート・アズ・ファンク・キャン・ビィ
 4-2. ティル・アイ・シー・ユー・アゲイン

[SIDE-2]
5. セグエ5
 5-1. スィート
 5-2. ウェン・ユーアー・アローン
 5-3. ザ・ルック・オブ・ラブ
6. セグエ6
 6-1. フォンキー・タン、ダイアモンド・ラン
 6-2. オーマイ・ディア
7. セグエ7
 7-1. オール・アミーゴ
 7-2. ジャスト・アズ・ロング・アズ・ウェア・イン・ラブ
8. エピローグ
 ビー・バップ・ブリーズ

■メンバー

・マーヴィン・ジュニア(バリトン)
・ミッキー・マッギル(バリトン)
・チャック・バークスデール(ベース)
・ジョニー・カーター(テナー)
・ヴァーン・アリソン(テナー)

■LINK

Discogs
Wikipedia

■メモ

  • R&B、ソウル、ドゥーワップ何でも来い、50年代から2012年まで60年間も活動しつづけた”マイティ・デルズ” 9枚目のアルバム

  • 同年に「The Dells Sing Dionne Warwicke's Greatest Hits」もリリースしており、ビルボードTOP200で162位、R&Bチャートでは32位を記録している

  • マーヴィン・ジュニアの力強くワイルドな歌声にジョニー・カーターの超絶ファルセット・ボイスが絡み、全体のハーモニーも完璧。それに加えて多様な音楽の要素が組み合わさりスケールが大きい。

  • マーヴィン・ジュニアはそのワイルドな歌声でソウルナンバーをグイグイ引っ張っていくが、ソウルバラードでも情感タップリに歌い切るところが凄い。STYLISTICSのファルセットボイスもビックリしたが、DELLSのジョニー・カーターも尋常じゃない透明度。

  • 各曲の間に入るスキット、インタルード(間奏)を最初聴いた時は「え?語りが入るの?」と古臭さを感じたが、そんな事は全然ない。とにかくクールでカッコイイ。どんだけオシャレなんだよと唸ってしまう。

  • 流石に68枚目ともなると「1972年もそろそろ見切ったんじゃないの?俺♪」と思ったが、いやいやいやいや、まだまだ知らない凄いアーティストが沢山います。この時代で黒人ミュージシャンで良くないアルバム無いんじゃないってくらい。カントリーチャートは未だにスル―している(あのアウトローな見た目で優しい声で歌うのがちょっと‥)けどジョニー・キャッシュもエルヴィスやジョニー・ルイス同様まだまだ現役バリバリの時代。1972年のレコードだけでこれ全10冊はマジで行くのでは?と戦慄が走りました。


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