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複数事業所の管理やチームナーシング制でも良いケアに繋がる電子カルテ

千葉県流山市や松戸市、柏市で訪問看護をしているみのり訪問看護ステーションは、ウィルクラウドを使い始めて約1年ほどになる。
みのり訪問看護ステーションならではの工夫やウィルクラウド導入のメリットなどについてインタビューをした。

ウィルクラウドは複数事業所の管理にも力を発揮する。

みのり訪問看護ステーションは現在千葉県内で3ヶ所の事業所(サテライトを含む)を運営している。複数の事業所があると事業所間の数字の管理や情報管理など一元的に把握したいこともあれば、それぞれ比較したいこともあると思うが、そのあたりはどうなのだろうか、代表で管理者でもある看護師の天野さんに質問をしてみた。

みのり訪問看護ステーション 管理者の天野さん

「ウィルクラウドでは、複数事業所の管理をする場合、A事業所→B事業所への切り替えが簡単で、それぞれの利用者や事業所ごとの状況を確認することが楽になりましたね〜。それに利用者の所属事業所の変更も簡便で助かってます。あと、とにかくスコアの機能がいい。新規の数の変化とか、看取りの数の変化とか。」

 以前に使用していた電子カルテと比べると、ウィルクラウドは事業所や利用者画面の切り替え・所属の変更・関係機関連絡先など、直感的にアクセスしやすく検索制も優れていることで、ストレスがなくなったそう。
 また、事業所ごとやスタッフごとの訪問件数だけでなく、新規の依頼数、看取り数、インシデントレポートや苦情の数など、管理者にとってモニタリングしたい数字がいつでも見れることは日々の運営に役立つとのことだった。

件数や時間以外のデータが見える化され、負担の分散だけでなく、スタッフ間のコミュニケーションも増えた。

「スタッフもスコア画面を上手に活用していて。受け持ち人数や訪問件数が1人に偏らないように見て、必要あれば対応しています。訪問看護の負担を件数や時間以外にも様々な角度から視覚的に把握できるようになったことで、事業所の中でお互いに話し合う機会が多くなった印象です。」

橋本さんと天野さん

 中堅スタッフで看護師の橋本さんによれば、ウィルクラウドのスコア画面をスタッフ達はよく見ているという。スコア画面はお互いの受け持ちの人数や、訪問件数、訪問時間、保険種別の割合、小児や精神などの診療科や、看護問題などが常にモニタリングされ、誰でも見ることができる。
 見える化されオープンで透明になったからこそ、自然と現場スタッフ同士で負担の分散や調整が行われるコミュニケーションが生まれたことは、これまでの電子カルテにない体験だったという。

ウィルクラウドで思考が整理され、引継ぎや共有が容易になる。

みのり訪問看護ステーションはチームナーシング制をとっているため、一人の利用者に複数の看護師が関わる。ウィルクラウドを使うようになってから、先週と今週で違うスタッフが訪問しても、”あ、こういう話しをしたのね”とか、”こんなエピソードがあったのね”ということが記録の中で自然に引き継げることが増えたという。

「次の人に伝わるようになったなと思います。設計されている記録の枠組みが秀逸だからだと思いますね。結局、自由すぎると訪問で起こったことを何から何まで書こうとしてしまうけど、ウィルクラウドなら自ずと思考があちこち散らばらずに整理されるので。」

 ウィルクラウドの記録画面では、ケアに必要な項目がカテゴライズされている。全てを記録する必要もないが、しかし現場スタッフが訪問した際に必要だと思ったことをちょっとでも残せたり、大事だと思ったエピソードは数ヶ月でも残せたり、それを更新できることが、チームナーシング制のみのり訪問看護ステーションでは役立っている様子だった。

ウィルクラウドに興味を持った皆様へ

  ウィル訪問看護ステーションでは、「全ての人に家に帰る選択肢を」提供するために、単に業務の効率化をするだけではなく、ケア成果の見える化や利用者利益の向上にも取り組んできました。
そのような訪問看護の実践のために開発した「ウィルクラウウド」はどの訪問看護ステーション様でもご活用いただけます。
 ウィルクラウドに関心を持って頂けましたら、オンラインデモの提供などすぐにご用意可能ですのでお気軽にお問合せください。


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