息子の特性について 〜3才児健診と療育〜

3才児健診と療育について書いていきます。

この頃になると、健診だの保育教室だのと親子で出かける行事は憂鬱でしかありませんでした。どこへでも歩いて自分で行けるのですから、興味のある方へどんどんと進みます。身体が大きく力も強かったので、力ずくで待合室みたいなところへ戻すのが億劫で仕方ありませんでした。

いよいよ健診。待合室の段階からじっとしていない息子は、当然順番が来ても座っていることなど数秒でどこかへ行こうとします。保健師さんに「普段からこんな様子?」と聞かれ、そうですと答えたところ、「今日ちょうど療育の先生が来ているので見てもらいましょう」と言うことに。

別室に通され、運動機能や質問に対する受け答えなどを一通り済ませました。
先生の見立ては「黒ではないが白でもない、グレー。医者としては大丈夫ですと帰すわけにはいかない」と。
この時の気持ちですが、ショックでも安堵でもない変な気持ちだったのを覚えています。一言で言えば、よくわからない。
ともあれ、大丈夫ではないからと療育の予約を入れて帰りました。

その後、定期的に病院へ通いました。療育というより面談がほとんどで、困り事をあぶり出すのが主な目的だったのかと思います。その時々で困りごとは様々でしたが、工夫してやって行くことで何とか過ごせていた感じです。まあ、工夫で過ごせたくらい、大事は起きなかったと言うことです。(まあこんなもんか、と肝が座ってしまっていたのかも)

療育を始めて2年程で私が就業することとなりました。正直なことを言えば、就業の話が来た時は私のメンタルが限界だったこともあり、外に出たくて仕方がなかった時期でもありました。
この時息子は幼稚園の年中さん。送迎や日中の主な息子との関わりは祖母の方が多くなりました。これにより、療育の先生からは面談に来るのは私ではなく、祖母の方が良いと言うことになり、選手交代となりました。
バトンタッチから1年半ほど経った頃、突然次回から私に来るようにと連絡が来たのです。

次に続きます。



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