【IVRy入社エントリ】ご期待をいただいたらそれを超えていきたい
はじめまして。2024 年 8 月に、データアナリスト（アーキテクト）の職種で IVRy に入社した和田と申します。
IVRy へ入社するまでを紹介し、IVRy に興味を持ってもらえたら嬉しいな、という入社エントリです。会社自体の情報についてはこちらをどうぞ。
入社の理由（簡易）
入社を決めた理由を突き詰めて書くと、
強めに誘ってもらって選考を受け、思いがけずご期待（オファー）をいただいた結果、「期待に応えたい、期待を超えたい」という気持ちになったから
となります。
自分は「最初から IVRy に入りたかった」というタイプではないのですが、そんな自分が入社を決めるまでを正直に書こうと思います。
自分について
背景情報として自分の経歴を簡単に紹介します。
■ ヤフー株式会社
Android エンジニアとしてカーナビアプリの開発に従事。アプリリリース後は位置データの分析や位置データ活用のプロトタイプの作成も行った。その後、ヤフオク！データサイエンスチームで、主にプロダクトのデータ分析や、検索や不正検知のための機械学習モデルの作成・評価を行った。
■ 株式会社メルカリ
データアナリティクスチームで、プロダクトのデータ分析や各種施策の評価を行った。その後、検索エンジニアとしてプロダクトの機能改善に従事。
■ 株式会社 estie
不動産データを構築するデータエンジニアとして入社。後半は、データ基盤エンジニアとして、全社のデータ基盤 (Snowflake) の設計・運用に従事。
大雑把にはデータというものが中心ではあるものの、データとの関わり方はその時々で職種レベルで変わってきたような経歴になっています。
キャリアについての悩み
シンプルに「その時々で自分にできて、役に立てることをやってきた」というのが主観的な認識なのですが、ころころと職種を変えてきた弊害が出てきたように感じていました。
複数の職種を経験したこと自体は、様々な視点からコトに当たれるようになり、アウトプットの質を高めることに繋がる良いことだと考えているのですが、一方で、特定の領域のスペシャリストから客観的に見るとスキル不足な部分があるように見られるシーンが増えたように思い、これに悩んでいました。
前職の会社には特別な不満があったわけではなく、成り行きではあるもののデータ基盤の領域にチャレンジしていたので、データ基盤エンジニアとしてのスキルセットが揃うまではなるべく長く頑張ろうかなと考えていました。
改めて、入社の理由
そんなわけで、当初は転職する気はありませんでした。
IVRy のオフィスに遊びに行ったのは「昔の同僚に久々に会えるな」ぐらいの感覚でしたし、「選考に乗ってよ」という言葉に対しては「じゃあカジュアル面談からで……」と若干逃げの反応をしていました。この逃げの反応は無視されて、一次選考の日程調整が送られてくることになるのですが（笑）
単に話を聞くつもりで乗った選考で、最終的にオファーをいただいたときはかなり迷いました。根本的にオファーをいただけると思っていなかったというのに加えて、メルカリ時代にデータアナリストからエンジニア路線に舵を切ったのに、脈絡なくデータアナリストという職種に戻って大丈夫なのか？というのはかなり気がかりでした。
とはいえ、データ基盤の仕事を続けてその領域のスペシャリストになれるのかには自信が持てない状態でしたし、何よりも、大なり小なり明示的に期待をかけてもらっているのにそれを放っておくというのが性分に合わないと感じました。ご期待を受けたら応えたいし、それを上回りたい。
また、そういう気持ちで IVRy の事業を見てみると、「これはこういうものだよね」と受け入れざるを得ない存在のような電話という領域で、改善を提案してお客さまのご期待を受け、それに応えるだけでなく対話型音声 AI SaaS としてお客さまの期待を超えていこうとしているのは、なんだか自分の性分にもあっているような気もしてきます。
個人としても、企業としても、ご期待を受けたら、それに応えてそれを超えていくというのをやっていきたい。
ほぼこの気持ちだけで転職することを決めました。迷ったらワイルドな方！
入社 1 ヶ月時点の所感
入社前に想像していたよりも遥かに物事を進めるスピードが早いな、というのが正直な印象です。更にそのスピードを加速するために、データの利活用についてかなり期待が高まっているのも感じます。
今年の 6 月に一人目のデータアナリストが入社し、そこからデータが整備され始めています。数値を正しく定義したり皆の認識を揃えたり、とやや泥臭い部分もあるのですが、データを上手く使うという社内の新しい「当たり前」が生まれる過程の一番楽しい時期かもしれません。自分は自分でこれまでのエンジニア経験も活かし、dbt などのデータの活用がより良くなるような仕組みの導入を進めたりしています。
この記事内ではキーワード的に「ご期待を超えたい」と太字にしていますが、正直なところ本当にそれができるのかは結構不安です。入社から 1 ヶ月経った今でも実のところまだ漠然と不安で、自分に言い聞かせる意味で太字にしているところがちょっとあります。上では「特定領域から見たらスキル不足」みたいな、トータルで見たら何かを充足していそうな書き方をしていましたが、トータルで足りてない可能性も全然あるんじゃないかと思っています（笑……えないかもしれない）
とはいえ、入社を決めた以上は「ご期待を超える」というのはちゃんと実現していきたいので、期待を超えるためのデータの整備・活用は着実に進めていきます！
ちなみに、根拠のない不安を感じているな、と認識したときは、Creepy Nuts の R-指定さんのインタビュー記事を読み返したりしてます（笑）
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
IVRy ではまだまだ一緒に働くメンバーを募集しています。
弊社プリンシパルエンジニアの成田が
"いま会社に足りないこと" は今いるタレントによってもたらされた意見にすぎない
と書いていますが、何がフィットするかは話してみないとわからない部分が多々あると思います。話してみたら意外に IVRy に期待しちゃったりするかもしれません。実際、自分は転職する気がないところから急激に心変わりして入社を決めたので、何が起きるかは本当にわからないものです。
少しでも興味がある方……だけでなく、今現在はそんなに興味を持っていなくても、ぜひカジュアル面談へのエントリーを検討していただけると嬉しいです。
カジュアル面談はこちらから！ ↓
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？