2023年、大晦日
20時、さっきXで『バグダッド・カフェ』が今日でサブスク配信終了だと見て、急に見始めた。
斜めの画面構成が独特で、出だしからユニークさ全開だ。
Jevetta Steeleの『Calling You』の曲もすごく良くて、どこで聞いたのかすごく懐かしさを感じる。
ヴェガスにはおっきーがいる。この間久しぶりにおっきーと電話した。
聖二の日記は事実を伝える面が多かった。それはその時の自分の感情や思考というものは自分の内面にあるもので絶対的なものではないけれど、事実はそこで生じたありのままの現実だからだ。
それを聞いた時に、
『バグダッド・カフェ』は動きとかクローズ・アップの構図が躍動感があっていい。
今年最後の授業で私が発表をする番だった。
昨日ブックオフで見つけた本が森下典子さんの『こいしいたべもの』という本だった。
1989年今敏の『Perfect Blue』と、ウォンカーワァイの「いますぐ抱きしめたい』だった。
私は自分の直感を信じたい。
斜めの構図で、カフェの肝っ玉母ちゃんが涙を流しているシーン。
これぞ映画だなって思ったのは、この前見たウェス・アンダーソンの作品も同じだ。涙を拭う二人の女性。
ペルー大切な日記と紀行文を託してくれた23日の夜に、その日に南米から帰ってきた千原くんと出逢った。
今年の年末年始は暖冬で、寒い寒い実家でも過ごしやすい。なんとなく次の年越しは実家に帰ってこない気がするし、きっとそうするから最後に思い切り実家を楽しんでいる。
一日に12時間寝たりもしている。
もうすぐで2023年が終わる。この人間が勝手に決めた暦で、しかも日本人としていかがなものかと思う西洋由来の暦で年を越す。この節目で何かを大きく変えようというのはおかしなものかもしれないけれども、私の2023年と2024年は大きく違うし、そうする予定だ。
大学生最後の大きな休みにどこか遠くへ行きたい気もするような、こっちでやるべきことが沢山あるような気もする。とにかく時間が足りないし、お金も必要なのだ。2024年の目標は自立なので、ペルーにいくお金は自分でどうにかしたいし、そしてモロッコにもメキシコにも、トルコにも行きたい。
でも一番行きたいのはやっぱり南米のペルーと、そしてメキシコには確実に行きたい。一緒に行ってくれる誰かを探さなくてはいけない。
ひとりきりではまだいけない。
でも、社会人になったらひとり旅をしてみたい。
所用があってひっさしぶりにmywasedaに入ってみると、
早稲田のアートイベントがあるらしく、それはちょっとした映画講義と映画祭とって感じだった。早稲田のSILS出身の監督さんを集めたイベントだ。
この間夏目さんにRCsuccessionを教えてもらった。Fishmansを感じたし、サザンオールスターズも感じた。そしたらまさにそうだ!!!って言われた。そして、歌手になれば?悪くない声だと言われた。悪くない声ってのはいい声ではないのかもしれないけど、悪くはないのだ。
RC Successionを教えられただけで生まれてきた意味があったって言っていたけど、私はそれを次の誰かに伝えていくことで生まれてきた意味があると思った。聖二の日記の最後に私がいて、私はそれだけで自分が生まれてきて良かったなと思えた。それが私の意味だったようなそんな気がした。短い人生の中で誰かの人生に本当の意味で少しでも何か残るものがあれば、それは幸福だと思う。
この映画を見終れば、その所用と伊勢ホテルを取ろうと思う。
そして、来年のやることリスト100には入れてなかったけど、2024年は映画に出演しよう。するんだ。全て実現するんだ。
『バクダッド・カフェ』を見終わった。
あと1時間くらいで終わる今年は、成長の年だった。
自分が確実に成長したことを実感した。特に、精神的に。
自分とちゃんと向き合えたし、その分2024年に進めることができる。
2024年は楽しみが沢山ある。
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