未来六月号

考えぬままに着きたり自宅いま生命維持の光放ちつ

間違えて叱られる時わたくしは延長線上にある多分、草花

うつつには不死が溢るる蘇りのサイクル七日物も形も

仲良しになる瞬間がいつも嫌地図なし男が口笛を吹く

晴れの日が多く皐月の光光が溝から溢れ止まらぬ幼

積雪は確かに深く楽しさを想えば今は三日月の顔

春想う心地で人を想う時演目寄り添う一人のごとく


※曲れる谿の雅歌欄
いつも選歌ありがとうございます。


#短歌
#創作

ポエム、詩、短歌などを作ります。 最近歴史に興味があります。