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アパートの階下に漏水が発生

トイレから下の階に漏水が発生している──その知らせをきいたのは2022年1月の月曜日の朝、ぼくが会社のベランダでのびをしているときだった。「今どちらにおられますか? 立ち入って修理させていただきたいのですが」。電話の向こうにいる担当者はぼくにそう告げた。どうもこうもない。自宅から遠く離れた都心(渋谷)にいるのだ。下の階に漏水が判明ということは緊急事態なのだろう。ぼく(住人)抜きで入って修理してくださってかまいませんと告げた。

階下に漏水

夕方になって、朝の管理会社からまた電話が来た。原因箇所は絞れたが修理まではできなかったという。水曜日の午前にまた準備して修理を継続させてほしいとのことだ。水曜日は休みにしていたが、午前は病院。またしてもお任せでやってもらうことになった。

水曜日の昼前に自宅最寄りの駅まで戻っていた。修理はもう終わったのか、あるいはひょっとすると夕方までかかるのかもしれない。そこに何もできないぼくが立ち戻っても仕方ないな、と思いながら軽いトーストを胃にほうりこんでいた。

電話だ。結局今日も終わらなかったらしい。「今日も増員していたのですが、もっと大人数と特殊な工具が必要なようでして」と相手は言う。次は土曜日に入らせてもらいたいとのことだ。それはまだかまわないことなのだが、なんとぼくの自宅の便器は今除去されてしまったのだという。「靴箱の上に同じ階の別の空き部屋のカギを置かせていただきました……。修理が完了するまではご面倒で申し訳ないですがそちらを」とのことだ。ほんとうに土曜日で終わらせてもらえるのだろうか?

ちなみに、ぼくの部屋の下の階も空き部屋だったそうだ。近日に入居が決まり、調べてみたら漏水していた、という。

追伸:その後、無事修理は完了した。

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