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僕の映画づくり。





物事は、動く時には一気に動くものです。



長編映画『朱鞠』における重要なロケ地の大半を占めるのが

朱鞠内湖のある『幌加内町』

そして、『名寄市(なよろ)』

となります。



今日は朝からなんと名寄市の長である、

加藤剛士市長と面談することができました!!

トントン拍子!!!!


名寄市 加藤剛士市長


とは言え僕たちのような小僧が簡単に市長にお会いできることもないのですが、実は、先月東京で参加した「東川町東京総会」に参加した際に出会った方からご紹介を頂き、市長との面談が実現したのです!

幌加内町とは占冠村経由で
名寄市とは東川町経由で繋がったという、


まさに北海道三部作


『莉の対』から『朱鞠』への奇跡の継承なのです。



加藤市長からも

「ご協力できることがあれば何でも言って下さい」

と言って頂いたので

「何でも言います!!」

と力強く甘える宣言をしました!


そして早速有言実行

観光協会の皆様をご紹介して頂きまして

一つ一つのロケ地の許可を頂くことができました。

決まっていない箇所は良いところがないかと皆様とミーティングしながら様々なロケ地の案を頂き、実際に見学もして必要となるロケ地のほぼ全てを網羅することができました。

観光協会会長 栗原智博さん
観光協会事務局長 畑中覚是さん
観光協会課長 山田裕子さん
名寄市産業振興課課長 池田俊一さん


お仕事が早い!!


そしてもう一箇所、本作で登場する『大学』があるのですが、

名寄市立大学の学長である家村先生とお会いする事ができました。

名寄市立大学学長 家村昭矩先生


家村先生との出会いもまた、繋がりからくるものでした。

昨年の11月に執筆のために初めて名寄に来た時に知り合った『ファン教授』


その頃から家村先生の事を教授からずっと伺っていました。当時はまだ学長ではなく、学長になるかもしれないというタイミングでした。僕が2月に名寄に来た際にお電話もさせて頂いたのですが、その頃に学長選を制し、晴れて4月より学長に着任されたばかりなのです。


今日はそんな家村先生とは初対面だったのですが

「学内の撮影で必要なところは全部使わせて下さい!」

という僕たちの無遠慮さにもニコニコして

「どうぞどうぞ」

と言ってくださる懐の広さ、人柄がもう大好きでした。

ファン教授からも家村先生は人格者だという話を聞いていたので、これからも家村先生とのご縁を大切にして映画の事だけではなく、色々と教えを乞いたいと思っております。





と、ゆーーー事でですねぇ。


なんとなんと。


昨日と今日で、『朱鞠』のロケハン、ほぼ終わったんやけど 笑

まだ札幌のロケ地が必要なのでその箇所はまた後日だけども、それはわずかなのでもう8割以上は決まった感じです。

はや!!我ながら天才だと思ってます 笑

ロケハン、あれだけ『莉の対』で苦戦したのに!!!



明日も、細かく人脈作りとロケハン頑張りたいと思います。





最後に。


僕は無遠慮で図々しいところもあるけど

僕の映画作りのモットーは

『市町村にご迷惑をおかけしながら、迷惑をかけない事』

だと思っています。


ご迷惑をおかけすることはあります。頭を下げてロケ地を貸して頂いたり、必要なものをご用意して頂いたり。でもそこには「貸してくれて当たり前」という感覚はないです。

僕が感じることの一つに、映画作りに関わったが為に、割と面倒な事になり、結果としてあまりいい思いをしなかった市町村が一定数ある、という事です。

僕はそれは絶対にしたくないです。


こうしてゼロに近い段階から、一人一人の方と関係を築く事で、市や町の方々を大切にするという感覚が強く芽生えます。それが僕の最大の強みだと思っています。

普通の監督はそんなやり方はしないんじゃないかなぁ。

きっと周りの人間がたくさん用意してくれるはずです。


制作部やプロデューサーが用意してくれたり、お膳立てしてもらったものと、ゼロから自分で一つずつ丹精込めて準備したものは違うと思う。


だから大切にできると思います。



市町村の人達から

「映画作りは大変だったけど、これに関われて楽しかった」

そう思って頂けるような

そんな映画のチームでありたいと思います。




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