青丹よし
牛からの、鹿でした。
昨夜は大雨の影響で東海道新幹線がストップした中、0時を周りましたがなんとか奈良まで辿り着く事ができました。
逆に東京まで帰るつもりにしていたらアウトでした。
とは言え、沢山の方が電車や駅構内で立ち往生している姿を見ながら本当に可哀想だなぁと思いましたよ。きっと三連休で楽しみにしていた事があっただろうに。仕事だとしたら尚悲しいですよね。早く帰って休みたかっただろうに。
駅や電車で過ごした方を想うと申し訳ないのですが、
宿、なかなか粋でしたよ。
蔵に泊まったのは人生初でしたが、爆睡でした。
忍者の素質ありですね。
ということで
本日は映画『莉の対』のロケハンで奈良におりました。
以前インスタで「煙突のある火葬場を探しているので教えて下さい」と募ったところ、本当に全国各地100件以上ものタレコミがありまして。
それを一つ一つ調べ検討したところ
奈良のとある斎場がベストだと思ったわけです。
Google Earthで大体の雰囲気は分かっていましたが、やっぱり行かないとダメですね。
無茶苦茶雑草が生い茂っておりました 笑
半袖半ズボンだったので自分より背の高い雑草の中をかき分けて行くのは至難の業で、しかも草がトゲトゲ持っててウギャー!と血だらけに切り刻まれておりました。
くそー!
近くにあった竹の棒でやっつけてやろうと思って棒を振りかぶったら竹の中から汚い水がドバドバでてきて
うひゃあ!
スプラッシュマウンテン!!
とか叫びながら一人でお祭り騒ぎしておりました。
泥んこになりながらようやく目的の場所に辿り着きまして。
いい感じ。
でした。
ちゃんと晴れてくれたからイメージもしやすかった。
あとは町からOKが出れば、最難関の一つであり重要なロケ地を一つおさえられます。
連休で残念ながら町役場は閉まってて担当の方とは会えませんでしたが、せめてもの熱意をと思い名刺だけ役場に預けて参りました。
映画を作ってなかったらきっと一生来なかっただろう素敵な街々を
近鉄乗ったり、乗った事ない線乗ったり、途中から車に乗り換えてドライブしたりして眺めておりました。
だそうです。
頭よくなるといいなぁ。
帰り、京都まで行く電車を待ってたらエヴァンゲリオン初号機みたいな汽車がやって来て、おー!となりました。
車掌さんがやってきて
あを「特急券と乗車券を拝見します」
田中「Suicaで入ったんで、無いです」
あを「では、大人と子供の乗車券特急券の代金を頂きますね」
と言うので横に座っていた子供をチラッと見て
田中「あ、僕の子供じゃないです」
あを「はい、でも頂きます」
田中「僕子供はいないです」
となぜか個人情報を晒しておきながら大人1と子供1の料金をしっかり徴収されました。
あをによーーーし!!!
京都に着く頃には東海道新幹線も復活していて、
無事に東京に帰って来る事が出来ました。
新幹線や飛行機に乗って出かけると
みんないつもこうやってご足労頂いてお芝居やイベントに来てくれているんだなぁと実感します。
生産者の顔が見えると消費は安心して食べ物や物を購入できる、というものの逆も然り。
消費者の顔が分かっていると生産者側の取り組み姿勢が変わる。
皆さんの事を想うと、一つ一つの仕事、ちゃんとやらなきゃって気持ちが入ります。
ただいま
東京。
山手線で座席に座ったら90年代のコギャルみたいな子が隣に座ってきて、コギャルやないかと思ってたら
中国語で電話しはじめたのでカウンターパンチもらいました。
人種と年代のサラダボールやがな。
東京も、
好きよ。
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