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We.







フランスからメッセージが届きました。

僕がロッテルダムで出会った、大好きな方からです。

彼女は今カンヌの映画祭にいるようなのですが、お互いの近況報告をしながら、莉の対の事や、長編二作目である『朱鞠』についての話をしました。二作目でどうやってカンヌに行くのかということも。


そして彼女から



私たちは偉大なる2本目の映画を作り出すために、
あらゆるサポートが必要になってきます。
今回は、あなた一人じゃないのよ!



こんなメッセージをもらったら、僕がどんだけ喜んだか分かりますよね?笑



※ate→are





一番初めは、オンラインでの出会いでした。

ロッテルダム国際映画祭の各部門にノミネートされた何十人という監督たちに混じって、僕もオンラインミーティングに参加しました。

映画祭の前のオリエンテーションみたいなミーティングでしたが、そのオンラインミーティングを仕切っていたのが映画祭の代表の彼女でした。

そこで初めて彼女の言葉を聞いて、ものすごくワクワクしました。彼女からとてつもないパワーを感じたんです。すぐに「俺、ロッテルダムに行ったら絶対にこの人に会いにいく!!」って決めました。

そしてロッテルダム国際映画祭のオープニングナイトの日に、彼女に会う事ができました。


僕たちはその日以降、毎日のように彼女に会って色んな話を聞きました。

何日か過ぎたあたりで、僕は彼女に言いました。

「俺たちの仲間になってください」

と。



映画祭の重役でもある彼女がそこで簡単に「Yes」とは言えないことも思いやらずの発言でした。







そして今日、

気づきましたか。

You need

ではなく、

We need

です。



それってつまり!?





こんな心強い味方はいないんです。

2作目は、インターナショナルに、

戦略的に戦う必要があります。

カンヌは何となく行ける映画祭じゃないと思っています。

文字通り、あらゆるサポートが、必要になります。










だけど、

カンヌへの挑戦。

楽しいですね。





これはもう、ただ1本映画を作るという話ではなくなってきてるんですよね。

人生を賭けた戦いだし、

何より

人生を楽しむ為の挑戦でもあります。







だけど、ちょびっとだけ寂しい側面もあります。

僕の目の前には、『莉の対』もあるからです。

『莉の対』には沢山の人が乗船しているので、みんなと色んな喜びや挑戦を共有できます。


だけど、

『朱鞠』にはそれができる仲間がほとんどいません。

それが少しだけ寂しいです。

僕はみんなと、うぇーい!って言いながら前進していくのが楽しいんです。『莉の対』にはそんな仲間が沢山いますからね。




また沢山の人とご一緒できますように。

そしていつか乗船してきたしてくれるクルー達のために、できるだけ頑丈な船を作りたいと思います。





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