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ライブ映像を保存する【Elemental MediaStore】

-まえがき-

※↑noteの連載で達成することはこちらから

- 本編 -

【このnoteを読むメリット】
・ライブ配信を保存するために使用するサービスが分かる
・AWS Elemental MediaStoreの特徴が分かる

前回、前々回と配信についての話をしてきましたが、AWSを進めるなかで、Media○○というサービスがたくさん出てきて混乱してきます。
ここで一度整理するために、この際、Media系のサービスを使って機能を確認し、配信に活用していこうと思います。

Elemental MediaStoreは、どんなことが出来るか

・映像メディアなどの保存
・メディアの配信

主にこの2つが可能なサービスです。

映像メディアに適したS3という風に考えるとイメージしやすいかと思います。
使い方などもS3と似ていて、S3では格納する場所をバケットと呼んでいましたが、このMediaStoreではコンテナ(container)と呼びます。

S3と一体どういうところが違うのかというと、
S3の場合、データの上書きなどをした際に、読み込んでも古いデータを参照してしまう可能性があります。
一方で、こちらのMediaStoreでは、上書きなどデータ更新をすると即時に反映されるという特徴があります。
こういう点で、MediaStoreはライブ配信などのアーカイブを保存することなどに適しています。

Elemental MediaStoreの使い方

①以下のMediaStoreのトップにアクセスする
https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/mediastore/home/landing

② create containerをクリック

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③ containerの名前を入力

画像2

④ ファイルをアップロード出来る。
 upload objectからファイルをアップロードできます。

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⑤ アーカイブの保存先として使用する
 作成したcontainerの詳細を確認すると、endpointという項目があるので、media liveなどの出力先をこちらに向けることによって、逐次保存していくというシステムができる。

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Elemental MediaStoreの利用料金

MediaStoreの料金は
・保存している容量
・リクエスト数
で決定します。

例えば、
フルHD1080/60fps の動画を1時間(約12GB)1本
getのリクエストが10,000件あったとすると、

保存容量:43.46 円
リクエスト:1.03 円
となります。

↓料金の詳細はこちら
https://aws.amazon.com/jp/mediastore/pricing/

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