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とある番人の記録~レンジャーズ・オブ・シャドウディープ~

全てを飲み込む暗く危険な暗黒の領域シャドウディープ(闇の邦)と、それに抗うレンジャー(番人)たちが戦うミニチュアゲーム「レンジャーズ・オブ・シャドウディープ」。

ここは私の番人一党と共に戦った他の番人たちのゲーム模様をリプレイ形式で記録したものとなります。                    

舞台は八世紀に渡る歴史を持つエラドール王国、東方諸国で最も開放的かつ進歩的、そして繁栄してきた王国だ。                 しかして長きに渡り続いたこの国の平和は〈闇の邦〉により終わりを告げた、隣国にして友好国ロレンシア王国が暗く危険な〈闇の邦〉に飲み込まれたのだ。

〈闇の邦〉の脅威はエラドールをも飲み込もうとするだろう、それに対し王国の精鋭たる番人達はこれに立ち向かわんとしている。         敵は強大であり味方の数は限られている、その上未だ〈闇の邦〉に対して決定的な勝利を収める方法すら判明していない。             しかし番人達はこの望みの無い戦いに勇敢に立ち向かっていく、彼らの奮闘と犠牲はエラドールの破滅を一日送らせているに過ぎないのかもしれない、しかしその僅かな時間こそがエラドールを救うかもしれない、そう信じ番人達は今日も苦闘を続けているのだ。


まずは私の創造した番人とその一党を紹介します。

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私の分身である〈番人〉は画像左から二体目。             弓矢を装備した野伏風の男「ライナー」です、長年王国の辺境地帯で侵入者や犯罪者の類に目を光らせてきました、見た目通り弓矢の扱いに長け、また野外行動やリーダーシップにも長けた人物でもあります。        
左端は〈重装兵〉です、名前はありません。盾と片手武器を使いこなす一人前の戦士と言えます。                        ライナーの右隣は〈軍用犬〉、名前はありません。コストの割に使いやすい能力を持つ便利ユニットです。                    画面右端は〈新兵〉、名前はありません。能力は貧弱なもののコストが安い為人数を増やすのにもってこいと言えます。

以上三人と一匹の一党が私のレンジャー・オブ・シャドウディープにおけるスタートメンバーとなります。

話は個人的な方向に逸れますが皆さんは偉大なるJ・R・R・トールキン教授の「指輪物語」はお好きでしょうか? 
私は大好きです。
ストーリーや細部にまでこだわった設定など素晴らしい所は沢山ありますが、魅力的な登場人物がたくさん登場するのもこの作品の良い所。
私個人としましては勇敢な戦士にして悲劇的な運命を辿るゴンドールのボロミア、紳士的で勇敢なドワーフの戦士ギムリ、偉大なる灰色のガンダルフなどのキャラクターが好きなのですが一番好きなキャラクターをボロミアと僅差で争うのが野伏馳夫ことアラゴルン二世です。
映画版でアラゴルンを演じられたヴィゴ・モーテンセンもはまり役でヴィジュアルイメージが彼で固定されてしまいました、細かい所で文句はありますが映画版も素晴らしい作品です。
ここまで言えばご理解いただけると思いますが、私の番人のライナーは当然のように彼をイメージしております。
まぁこれはこのミニチュア自体が明らかにアラゴルンをモデルにしておりますので私に一切の責任がない事は確定的に明らかです。
閑話休題。

このゲームは対戦型ではなく他のプレイヤーと協力してミッションを遂行する協力型ゲームでTRPGとミニチュアゲームの要素を併せ持ったゲームとなります。                               レンジャーとそれに従うコンパニオンの人数もシナリオやプレイヤー人数により変動し、私のプレイした第一回目のシナリオのプレイヤー人数は二人、なので一頭の人数はこの四人となっております。

次回予告

〈闇の邦〉が出現して僅か一週間、その短い時間でエラドールは危機的状況にあった。
新たな敵国からは怪生物や邪悪な人影が押し寄せ、国境を脅かしていた。番人や王国軍の努力もむなしく事態は刻一刻と限界へと近づきつつある。
そんな折、近隣の村への襲撃の調査に赴いた歴戦の番人アヴェンタインが帰還しないという報が届いた。
先達を捜索し、村の情報を収集すべく番人達の一党はその村へと向かう、そこに待ち受けるものは?はたしてアヴェンタインの、その村の安否は?

次回

ミッション1:行方不明者
シナリオ1:廃村

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