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とある番人の記録その1-2

ミッション1:行方不明者
シナリオ2:木々に巣食うもの

名も無き村を襲い、そこを地獄に変えたのは闇の邦より放たれたおぞましき蜘蛛の群れだったのだ。
増援を迎えた番人達は傷の手当てを急いで済ますと、一行の負傷者と救助した村人と別れ、急ぎこの蜘蛛の群れと攫われた村人を追い駆け出した。
蜘蛛の群れは幸いにも足が遅い、消えかけた足跡を追いながら足を止めることなく一日を走り続けた番人達の前に暗く小さな森が現れる。
この森はおそらく蜘蛛の巣窟となっているだろう、しかし番人達は恐れることなく森へと足を踏み入れた。
おぞましき闇の邦の手先を滅ぼす為に、囚われた民を救い出す為に戦うのが番人の役目だからだ。

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今回の戦いの舞台、暗き蜘蛛森。
廃墟と木々、そして今回の目標である巣食われた木が見える。
各所に見える赤いおはじきは蜘蛛のである、この中には囚われた村人が居る筈、急ぎ救い出すべし。

今回の任務に挑む番人は二名一チームが四組、計八人となる。
暗く危険な蜘蛛森に挑む勇敢な番人各隊を紹介しよう。

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まず戦場の下方に位置するのは我が番人ライナー率いるwwcm隊
弓に長けたライナーと前回アヴェンタインの遺体から回収した魔法剣を携えた新人の二人。

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続いてはコーンなる戦の神を崇拝する重装の番人鉄槌ハリーと新人に見えない新人の二人、さわやか隊である。
肝心の番人ハリーの写真がピンボケである、本当にスイマセン。

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続いては両手武器を装備したドワーフ族の番人と同じく新人ドワーフ戦士のどどすけ隊である、揃いの軍装をみるに正規軍から引き抜かれたのか?

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最後は前回からご一緒頂いてる投げナイフ使いの番人と軍用犬のハシバ隊
この番人正面からの写真が殆ど無い・・・・・・。

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以上八名からなる番人の一行が蜘蛛の森へと侵攻する、という訳でゲームスタート。

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一番近辺に居た蜘蛛をライナーが弓で仕留める、前回の汚名を返上することなるか。

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部隊ごとに分かれた番人達は、それぞれマーカーを調べるために前進する。
この森は暗く障害物が多いので視線が通りにくいが、蜘蛛の巣が張り巡らされているため蜘蛛は障害物越しに番人達を目視しているのと同じ扱い!
その上蜘蛛はその特異な移動方法のお蔭で地形の影響を受けない、つまり蜘蛛は壁越し、木立越しにでも番人達に襲い掛かれるのだ!
ここは蜘蛛の巣、蜘蛛に有利な地形、番人達は心してかからねばならない。

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手近なマーカーに辿り着いたどどすけ隊に蜘蛛が襲い掛かる。
蜘蛛は厄介な毒をもつが幸いにも毒に侵されることはなかった。

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同じ頃ライナーの弓が蜘蛛を仕留める。
毒をもつ蜘蛛に接近戦は危険だ、射撃武器で仕留めよ!

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ハシバ隊の番人も投げナイフを投じ蜘蛛を撃破、番人達の戦況は順調な滑り出し。

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さわやか隊もマーカーを調査、結果は・・・・・・。

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嗚呼!手遅れであった!
繭の中からゾンビと化した村人が現れる、もはや救う手立てはない、慈悲をもって討ち取るべし。

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その頃我が隊は一足先に森の最奥へと進み、巣食われた木に火を放っていた。
我ら汚されし森を炎に寄りて浄化す、これから毎ターン、木々を焼こうぜ。

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新人を先に行かせてハリーがゾンビに鉄槌を振りかざす!!
どこかでこんな絵を見たような気がするが気にしてはいけない。
行け鉄槌ハリー!!しかし攻撃はハズレ。

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藪を突き破り並行して進軍していたどどすけ隊のドワーフが援護に駆け付けた!
これで二対一、今度こそゾンビを葬るべし、しかし今回も攻撃は外れた。

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我々はインペリアルクロスという陣形で戦う!(言ってみたかっただけ)
どどすけ隊の番人も加わり三対一でゾンビを撃破、死体となってもこの動き・・・・・・おそらく生前は名のある戦士であったに違いない。

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ハシバ隊も森の最奥に到着、木々を守る蜘蛛に軍用犬が飛び掛かる。

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さわやか隊も最奥に到着、巣食われし木に火を放つ。

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我が隊も順調に次の木に火を放つ。

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順調に行き過ぎて、ほとんど犠牲も苦戦もなく木々を焼き払った番人達、楽勝ムードが漂うの図。

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最後の巣くわれた木もハシバ隊により火が放たれた。
これでこの森が、そしてこの近辺が蜘蛛に寄りて苦しむことは当分ないだろう。
確かめられた繭の中には死体とゾンビしかなかった、残念ながら生存者は皆無、戦いには勝利すれどこの結果を嘆く番人達であった・・・・・・。

目標の巣くわれた木もマーカーもモンスターも盤上に全てなし、番人達は森からの脱出を図る。

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一番戦場の端に居た我が隊は一足先に脱出。
新人は魔法剣を振るう機会がなく心なしか残念そう。

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などと余裕ぶっていたら最後に残っていたどどすけ隊に、どこからか現れた蜘蛛が襲い掛かる!
他の隊が脱出していたので盤面にはどどすけ隊のみ!番人達に緊張走る!

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・・・・・・が所詮一匹、手傷は負ったものの手早く片付けられる。
無事シナリオクリアー。

しばらく後、エラドール王国の番人達の本営。
任務を終えた番人達は上官に顛末を報告、食事や仮眠で疲れを癒していた。
しかしそんな彼らに上官から招集が届く。

「上官殿、各隊揃いました」
「諸君、戻ったばかりで悪いが緊急の任務だ、トァ・ヴァルデンの烽火台は知っているな」
「はい、ロレンシア王国と我が国がかつて戦争状態にあった頃、国境に築かれた烽火台の一つですね」
「そうだ・・・・・・トァ・ヴァルデンの烽火台からの連絡が途絶えた、敵に占拠された恐れがある。
「諸君らは集められる人員を集め、出来るだけ急ぎトァ・ヴァルデンの烽火台へ向かい状況を明らかとせよ、もしも敵の手に落ちていたなら可能な限り敵の行動を妨害せよ。」
帰還したばかりの番人達にはあまりにも急な任務である、体の疲れも精神の疲労も癒し切れてはいない。

しかし彼らは決然とした面持ちでこの任務を受け、必ずや達成することを輝くエラドールの銀星章に誓った。
彼らは番人、この国を守る事を誓った戦士達であるからだ。

レンジャーズ・オブ・シャドウディープ
ミッション1クリアー
ミッション2スタート


次回予告

トァ・ヴァルデンの烽火台へと急ぐ番人達。
急ぐ番人達の耳に、深く冷たきエンセル川の流れの音が聞こえてきた。
だがそれだけではない、声が聞こえる、吠え声と鼻音で構成されたこの声は・・・・・・。
彼らが見たものは川に渡る橋とそれを見張る闇の邦の忌まわしき手先ノールの徒党。
この橋を渡らねば時間は致命的に過ぎ去る、猶予は無し、代替手段も無し、急ぎ橋を守るノール共を突破せよ。

次回
ミッション2:烽火の塔
シナリオ1:橋の衛兵

速く静かに潜入せよ。

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