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上手いチームより強いチームを創りたい

バスケットB3・岐阜スゥープス #8田中昌寛チームマネージャー兼選手  

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、第22節以降が中止となったバスケットB3リーグ。参入2年目の岐阜スゥープスは、開幕戦で勝利したものの、その後は接戦をことごとく落とし、12チーム中11位と厳しい成績に終わった。
岐阜スゥープスを立ち上げた中心人物であり、チームマネージャーを兼ねながらエースシューターとしてコートに君臨し続ける#8田中昌寛選手に、この1年を振り返りつつ今後への課題、展望を語ってもらった。


4Qに強いスゥープスが・・・

------突然のシーズン中止から3ヶ月、コロナもようやく収束に向かいつつあります。現在の状況は?

 「やっと落ち着いてきましたね。ああいうシーズンの終わり方だったので、その後目標が見えない中でいろいろな面でバタバタしていましたが、今はだいぶ落ち着きました。
 19-20シーズンは、ひとことで言えば“やり切った感”がない。特に中断直前の埼玉ブロンコス戦(21節・2/22、23)はシーズンワーストとも言える内容で、試合後にコーチや外国人選手も含めてみんなで腹を割って話をしました。いわゆる衝突もありつつお互いに言いたいことを2時間くらいユニホームのまま話し合ったんです。本当であればそういった健全な衝突はシーズンの序盤でやるべきだったと思いますが、そこで“残りのシーズンをここから這い上がろう”と決意して、そこから2週間くらい本当にいい練習が出来ていました。ですが、最後にもうひと踏ん張り“スゥープス魂”を見せようというところで突然終わってしまった。非常に不完全燃焼だったという思いです」

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