シャドウランナー

街を女性下着で塗りたくってカラフルにする小人
地球人だよと灰皿はティッシュを殴る
赤くない黄色くないコーンではなく
陰茎の縦列駐車が黄昏に始まる架空の砂浜みたい
唇だと思ったら星だった話を聞き飽き
粒子の絡まりは行き先を交番で尋ねる
 
それキリンじゃなくて宇宙と声が聞こえる
土竜図の川は瓶の中へとストレスを
生物がワープすると微粒子が沈黙する喜び
矮小に地下鉄が黒ずんでゆく夕方の地図
地球ってどこだよと君は巨大化したがり
色彩は二極化が進みいずれ無色になって服を纏う

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