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【ヲタ活レポ】第17話「追憶」


■今回のテーマ曲■


■第17話「追憶」■

6月14日、SHIBUYA Spotify O-nestで開催された群青の世界定期公演『青の記録』に行ってきた。6回目の今回は、圧倒的な歌唱力を誇る歌姫:工藤みかさんがセットリストを考案した。

◆工藤みかさんの公式Twitter


当日のハイライト
【群青の世界 0巻】

◎セトリ◎
青い光 ☆
青空モーメント
Howerer long
メロドラマ
夢を語って生きていくの
BLUE OVER
未来シルエット
カルミア ☆
最後まで推し切れ
僕等のスーパーノヴァ

工藤みかさんいわく、セトリの選曲ポイントは、

「私のような二面性を表現しました。」

工藤みか

とのことで、カッコイイ楽曲と爽やかな楽曲の二面性が垣間見れる素敵なセットリストだった。
※☆は工藤みかさんが作詞した楽曲。

自身でも作詞をし、その世界観を描く彼女。その価値観や考え方が少しでも伝わる今回の公演に向けたインタビュー記事もぜひ読んでほしい!

家族同士の仲が良く、工藤さんがハッピーエンドにこだわる訳などがわかる必読内容だ。

記事の中では、『群青の世界0巻』とも言うべき出来事にも記載がある。それは、当時高校生であった工藤みかさんと一宮ゆいさんとの出会いの物語。これがなければ、今の群青の世界は無かったかもしれない。そういった意味でもぜひ読んでほしい。

群青の世界は、メンバーと楽曲がリンクしその世界観を創っている。だからこそ魅力的で、ファンである我々が一緒に物語を綴っている感覚になれるのかもしれない。

本公演のセットリストは、まさにそんな工藤さんの視点で紡がれた群青の世界の楽曲構成だったようにも感じる。また、先日グループを卒業した横田ふみかさんがいなくなって間もないこともあり、新しい群青の世界の0巻的意味合いもあったのではないだろうか。

個人的には、『未来シルエット』『カルミア』『僕等のスーパーノヴァ』という群青の世界における三部作を一つのライブで聴けたことがエバかった(エモくて良い意味でヤバいの略)。

そして、整理番号が神がかった一桁題ということもあり、まさかの最前列に(笑)!群青の世界を最前列で観たのは、いつかの対バンで訪れたO-crestぶりだ。それこそ、横田さんが上手最前に居た僕に、

「未来シルエットで泣いてなかった?」

横田ふみか

と言われたあの日以来だろう。

今回は下手最前に居た。最前では、メンバーの表情が本当によく見える。そして後方ではなかなかわからない足の動きや、フォーメーションの作り方などいつもの定期公演を違った角度で楽しめる時間だった。ライブ後の、特典会で

「すごい感情溢れてなかった?」

村崎ゆうな

とまるで上手横田ふみかさんを彷彿させる下手村崎ゆうなさんの発言がエモすぎた(笑)。いつも表情が豊かになったねと僕が伝えていることを、彼女から僕に伝えられた気がして嬉しかった。

そして来月は、そんな村崎ゆうなさんのプロデュース公演。もちろん『ロールプレイ』に期待したい(笑)。



【追憶】

撮影:著者

今回から定期公演では、全メンバーの特典会に訪れることを決心した。推しメンである一宮ゆいさんは2回分あるが(笑)。

●水野まゆさんの話●

彼女のことは長らく応援していた。実は写真の保存枚数もそこそこにある(笑)。それに留まっていた。しかし、実際に毎月特典会に行くと決めたからには何か共通項が欲しいところ。。。彼女のLINE BLOGやラジオなどを聴いていろいろと情報を仕入れた(笑)。そんな中でも、私のツイートにいいねしてくる際に気になったことがあった。それは、「郡司英里沙さん」のツイートに対してのいいね速度が早いことだ(個人的な意見です)。もしかして、ファンなのか?!そのことを聞いてみようと今回は臨んだ。

話をどう切り出すか迷っていたところ、

「まゆ、Pimm'sさんの(当時の体制が)ラストライブ行ったよ!」

水野まゆ

と向こうから話してくれた(笑)。

どうやらまだ群青の世界に入る前、彼女は以前に加入していたグループのメンバーと一般人として2019/12/23のO-EASTに訪れていたらしい。あの日、同じ客席フロアに水野さんも居たのだ!!エモい、エモすぎる!
当面はこの話で水野まゆさんとの特典会が楽しい時間になりそうで嬉しい限りだ(笑)。


●一宮ゆいさんの話●

彼女はライブ中、目線で表現する。最前で彼女を観ていて感じたことを伝えた。すると、

「よく見てるね!そうなの。はじめて気づかれた。」

一宮ゆい

と返してくれた。
表情の作り方は様々だ。楽曲の落ちサビという最も感情が高まり、気持ちが盛り上がる場面を歌うことが多い彼女は、ラストに向けて感情を高めていくかのように、顔や身体全体というよりも目線でそれを表現していた。遠くを見つめるように目を細めるシーン。大きく開いて客席を優しく眺めるシーン。下を見てどこか儚げなシーン。満面の笑みでライブそのものを楽しんでるシーン。見ればみるほど魅力的だ。それに気づけたことは最前でいたからかもしれない。これからもその目線に注目してみたい。

前回のレポで一宮ゆいさんの特典会が【逕庭式】であることを述べた。今回はその反対で【黒閃式】のごとく、こちらに与える衝撃誤差がほぼない状態を作り出してくれた。時折彼女はそういう状況を作り出すパワーワードを放つ。ここで、歴代のパワーワードをいくつか紹介したい。

「結婚する?」

一宮ゆい

「グループ内、推し変は一番やっちゃ駄目なやつ。」

一宮ゆい

「ゆいち、ミーハー嫌い。」

一宮ゆい

そして、今回、私のnoteを読んでの彼女の感想がこちら。。。

「すごいさ、歴代の推しについていっぱい書いてあったけどさ、それって必要?」

一宮ゆい

おそらく、ごく一般的に考えたらなかなかに厳しい言葉も多いと思う。この言葉に悩まされなかったと言えばそれは嘘になる。しかし、逆に思えば、彼女のこの言葉は私自身が見落としていたり、見失っている事なのかもしれない。

私は懐古中毒だ。それは認める。しかし、それと同時に今までのことを認識し、次に進めていくための懐古中でもあると自覚している。今回、一宮さんから放たれた言葉は、自分自身が懐古の鎖に囚われるなという啓示にも思えた。何よりも目の前にいる一宮ゆいさんをもっと見ていきたい、それが僕等の未来シルエットになれば幸いだ。

今回は、様々な意味で"追憶"を感じる特典会だった。郡司さんとの思い出が、また水野まゆさんとの中で生きていくことだろうし、そうした懐古ばかりで先を見ないことに一宮ゆいさんが杭を打ってくれた。追憶することは、実は未来を見ることであり、この先の自分を創っていく糧になっているのかもしれない。ヲタくとは実に奥が深い(多分こう感じているのは自分だけだと思っている(笑))。

これからもそんな彼女等と創っていく時間が楽しみだ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。

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