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【ヲタ活レポ】第150話「遠距離ポスター」〜雪解けHORIZON篇

■今回のテーマ曲

■第150話「遠距離ポスター」

AKB48の柏木由紀卒業コンサートに行ってきた。ついにこの日を迎えた、そんな感覚でいた。約17年間、AKB48(NMB48やNGT48に一時期兼任)でアイドル人生を貫き通した姿には感服せざる得ない。

ライブ中に撮影可能だった部分の写真と合わせて、ひとつの時代の転換となったこの日を振り返っていきたい。

※撮影はすべて著者によるものです。
※ライブ中の写真は撮影可能な演出時のものです。

会場は横浜のぴあアリーナMM

僕は、AKB48のライブは、もっぱら親友のモンキーくんと参戦している。2009年に初めてライブに行ってから、というか僕のヲタく人生の始まりだった日から約15年が過ぎようとしていた、、、。時の流れを感じてしまう、、、。モンキーくんとは同い年で、当時のバイト先で出会った。話をする中でお互いにAKB48が好きということで、今でもライブに行く間柄である。アイドルを通じてこうした自分の人生観を形成できていることには本当に感謝しかない。
ライブ前に、ご飯を食べながら一緒に初めてライブに行った日のことなど、約12年間の歩みを振り返った。エモい(笑)。温まった感情を胸に、僕等は会場:ぴあアリーナMMに向かった。

なんと今回、モンキーくんが取ってくれたチケットはアリーナ席!しかもかなり見やすい場所。この日を絶景の中で迎えられることに感謝した。

ライブが始まるまでの間、会場内を散策していると花束のコーナーを見つけた。ひときわ目を惹いたのは、やはり元、モーニング娘。の石川梨華さんからの花だった。というのも、柏木由紀さんは石川梨華さんに憧れてアイドルを目指したのだ。ライブ中のビデオレターでも、石川梨華さん本人からのメッセージが!アイドルになって、その卒業公演で憧れの人から言葉を貰えることって本当に凄いと思った。それほど、柏木さんが"アイドル"だったことの証明でもあるだろう。

推し:千葉恵里さんのフラッグを発見!


◎セットリスト◎

Overture
火山灰
ポニーテールとシュシュ
言い訳 Maybe
大声ダイヤモンド
シアターの女神
スカート、ひらり
涙の湘南
ジッパー
口移しのチョコレート
てもでもの涙
思い出のほとんど
Teacher Teacher
ロマンス拳銃
呼び捨てファンタジー
イビサガール
Maxとき 315号
If
カッコ悪い I love you!
RIVER
少女たちよ
遠距離ポスター
Choose me !
ジワるDAYS
フライングゲット
君と虹と太陽と
10年桜
Green Flash
カラコンウインク
↓アンコール↓
最後の最後まで
初日
約束よ
桜の花びらたち
遠距離ポスター

卒業生も多く駆けつけ、加入していた派生ユニット:フレンチ・キスや、チームPB、初代チームBメンバーでのパフォーマンスはエモ過ぎて発狂した(笑)。浦野一美さんことシンディを久しぶりに観れたことが嬉しかった。やはり引退した渡辺麻友さんの登場は無かったが、セットリストの一部が彼女の卒業公演と同じだったようで、意識したものならばエモ過ぎる。

ここからは、ライブ中の写真で振り返りたい。

『君と虹と太陽と』
『10年桜』
柏木由紀さん
千葉恵里さんと柏木由紀さん
『約束よ』
最後にドレス姿で登場した柏木由紀さん
撮影タイムが必ず演出に入ったのは嬉しいが、
ライブで盛り上がりたい曲なのが辛い(笑)
初期チームBメンバーとともに
こちらを見ているかのアングルな柏木由紀さん(笑)
アリーナでライブを体感できて最高でした!


柏木さんの卒コンではあるが、途中にあった卒業生たちのMCが最強に面白かった。

高橋みなみ(以降高みな)さん、峯岸みなみさん、指原莉乃さん、横山由依さんによる"ゆきりんとの思い出"トーク。それぞれが単独でMCをできるくらいのメンツ。それだけにトークのテンポやオチが見事で、それぞれ立派になったなぁと謎の親心を感じた(笑)。印象に残った言葉を、、、。

「いや、時代っ。」

高橋みなみ

「(そのMC)平成過ぎる。」

指原莉乃

個人的には高みなを応援していたこともあり、彼女のMCに2010年代前半を彷彿させられた(笑)。また、『RIVER』の「AKB〜」の号令はやはり高みなに尽きるな、としみじみ感じた。ビデオレターでかつての推し:前田敦子さんが登場したのも懐かしさを感じた。あの頃のヲタ活が今もこうして生きている感覚が歩んできた僕なりの15年間だったと今ならわかる。


「こんなにたくさんアイドルがいる中で、AKBを選んでくれてありがとう。」

柏木由紀

それは違う、AKB48に出逢ったから、今こうしてたくさんのアイドルに出逢えた、推しに出逢えたんだ。だから、AKB48のおかげで今のヲタく人生というか僕の人生があるのだ。AKB48を選んで、出逢えて、本当によかった。ありがとう。

「その時代のAKBが大好きだったし、最高で最強でした。」

柏木由紀

17年間、このグループでアイドルをやってきたことのすべてがつまった言葉だった。それぞれヲタくには最高だった瞬間がヲタくの数だけ存在している。AKB48だって、今よりも世間的には全盛期だった頃があった。でも、それを経験して変わっていく時代の中で、その時々のグループに自信を持って「大好き」「最強」と言えることが本当に素敵だなと感じた。グループを愛しているからこそ、発言できることだと思う。まさに、柏木さんにとっての"居場所"だったんだろう。

今後も、どのように活動していくのか、歩んでいくのかわからないけれど、とにかく今は柏木さんに一言「本当にお疲れ様でした。」と心の底から伝えたい、そんな気持ちだった。


『遠距離ポスター』という楽曲はどこか柏木さんをイメージさせる一曲だ。それと同時にアイドルとヲタくの関係性を非常にわかりやすく連想させてくれる。"推し"という存在は、誰しもにとっての"遠距離ポスター"なのだろう。その遠距離感が人によって違うだろうし、どんなに近くなっても大切にしていくべき"距離感"なんだと感じる。そして、例え会えない時間でも、自分の人生の中ではそのポスターを通じて僕は推しのことを想っているという心理こそ、アイドルヲタくをしている最大の喜びのようなものなのかもしれない。

皆さんにとっての"遠距離ポスター"は誰ですか??


最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。

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