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【展覧会レポ】ピカソ ひらめきの原点 @ パナソニック汐留ミュージアム

こんばんは、whipです。

パナソニック汐留ミュージアムにて開催中の『ピカソ ひらめきの原点』に行ってきましたのでレポしたいと思います。

本展は撮影が禁止だったので、テキストのみですがざっくりと雰囲気が伝われば幸いです。

【ミューズ】

パブロ・ピカソと言えば知らない人はいないほど有名な世界的アーティストですよね。ですが、その作品の系譜をしっかりと観たことがある方はどれほどいらっしゃるでしょうか。メランコリックな初期の『青の時代』や『キュビスム』、『シュルレアリスム』など様々な側面を一人の中に兼ね備えている彼は天才だったように思えます。

手法が変わる中で一環していたのは、そのモチーフです。彼は生涯の中で実にたくさんの女性と出会い、関係を築いていきました。その時代ごとに、彼独自の技法で描かれる彼女たちは、ピカソにとってのまさにミューズ(女神)だったのかもしれません。

【版画家】

ピカソの作風で有名なのは、キュビスムではないでしょうか??

ここで簡単にキュビスムの説明を!大きく2つの意味合いに分かれるようです。

●分析的キュビスム
三次元的フォルムを複数の平坦な面に分解して二次元上に再構成する。対象を同時に複数の視点から見て提示しようとした。

●総合的キュビスム
単純化された大きな面と多様なテクスチュアを用いて構築する。ピカソはコラージュを用いて作品の外部物質を取り入れた。

キュビスムをはじめとする様々な作風で時代を圧倒してきた彼ですが、版画家でもあったことをこの展覧会で私は知りました。エッチング、トライポイント、リノグラフなどなど様々な版画方式で描かれるピカソワールドとミューズたちにぜひ注目してみてください。

◆公式サイト

特別展は6月19日まで開催中です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※執筆にあたり、サイトやチラシ、解説パネルなどを参照しています。

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