マガジンのカバー画像

思いのカケラ

13
自分自身で書きためていた詩や想い、短編小説をこちらに載せています。過去の作品を載せているものもあります。
運営しているクリエイター

2019年10月の記事一覧

Jenseits der Erinnerung

貴方の記憶と想いが世界と交じる時
貴方なら何を求めますか?
貴方なら何を願いますか?

だからどうか(祈るのと同じように)
世界が変わる前に(止めて欲しい)
もう1つの世界の貴方と私
2人で交わり、貴方と私の世界を守りたい

私は貴方を守りたい
貴方は私を守って欲しい

たった一人の貴方
たった一人の私

記憶になくても
想いが消えてしまっても
忘れることはない

身体が
心が覚えている

もっとみる

Wünschen

お前が居ない世界なんて
くそくらえと思うよ

でも違うんだよな わかるよ
お前が必要としている世界が
ある日突然に変わってしまった

その悲しみに絶望を感じて
眠りつきたいと思ってしまうのは
無理も無いよ

だけど聴いて欲しい
お前が必要としている世界だけじゃない
お前を必要としている世界だってある

瞬きをしている暇なんてないんだ
だからどうか 眠りを必要としないで

側にいて 笑って

もっとみる

乾杯

今思い返せば 君との出会いは初めて
私から声かけたことから 始まったよね
色んな事を一緒にして 不安な事も
沢山話したよね 嫌な事も沢山あったよね

そんな君が大事な人と一緒に旅に出た
乾杯 君が幸せでありますように
乾杯 君と君の好きな人が千代に八千代に
さざれ石のように 幸せが広がりますように

泣きたい事も沢山話してくれてたよね
きっと言えないことも 沢山あったよね
だけど 夢を語る

もっとみる

-幽霊になっても貴方を護るよ。

あの日、あの時間、あの言葉…
貴方から貰った想い出を抱いて眠りにつきたいのに、今はそれは叶わない。

そして散らばったビジョン、音、声、全てが再生されていくのをぼんやりと眺めていた。そこには私が居ないのにもかかわらず、止むことなく再生されていくのだ。

あゝ解っている、それは自分で望んだことだから今更後悔しても遅いのは解ってる。
でも、触れられないもどかしさは今でも慣れない。

だって

もっとみる