バタフライエフェクト

最近、自分の無力さや小ささをよく感じている。

以下は今週の愚痴である。

①職場に、年上の後輩、だが職場歴は先輩、という人がいる。
たぶん意味がわからないと思うので、もう少し詳細に話すと、その方はまず年上である。そして、日本語教師歴は私のほうが長いので後輩にあたる。だが、今勤めている学校に勤めている期間はその方のほうが長い、ということだ。
その人の日本語教師歴が私より短い、というのは今週話して初めてわかったのだが、私は自分の教師歴の長さをひけらかしたくないので基本誰にも言っていない。
すると、その人は私を明らかに下に見るような話し方で話しかけてきた。私に「話しかけてあげる」ような感じだった。
日本語教師はいちおう日本語のプロだと思っているのだが、その人でもこんな話し方をするのだな、と思ってしまった。

②別の職場で、恋愛の話になったので、同僚の一人に思い切ってカミングアウトした。
「私、男性女性どちらも好きになるんです」
返事はこうだった。
「あ~、人としてってことね」
…ええ~…

私の話ってそんなに受け止める価値がないのだろうか。
リスペクトを受けていない感覚になった。
私はリスペクトされるに値しないのだろうか。でも人って誰でも、どんな状況でもリスペクトされるべきじゃない?

私の行動は誰かに影響を与えているのだろうか。スキをいただいておきながらおこがましいとも思うが、私の存在・行動って何にもなっていないなと思う。羽ばたいてみても、どこかに風を生み出していない。

人は誰でも、どんな状況でも「配慮」を受けるべきだと思うし、それを人より多く受けている感覚があるのなら、それはそれとして受け止め、また誰かに還元していけばいいと思う。

でもこの私のことばも、大事な人には届かないし、届いたところで響かないのだろう。

(しあん)

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