多幸感

下書きなしで書きます、しあんです。

この1週間の出来事をつらつらと書いていこうと思う。

誕生日を祝ってもらう

ありがたいことに、同僚、数少ない友人、母姉(父からは何も言われていない笑)、姪甥から誕生日おめでとうと言ってもらえた。友人からは1日まちがえられ、フライングだったが、そんなことは気にならない。本当にありがたい。
誕生日プレゼントもいただけた。いちばんおもしろかったのは、悩みに悩んだ7歳の甥が100円玉をくれたことかな。

仕事納め

まあこういう仕事なので、仕事納めと言いつつも冬休み中授業準備はするのだが、いちおう一旦冬休み。読みたい本も2冊ほどあるし、じっくり読めたらいいなと思う。あと愛しのゴクリンちゃんを愛でたい。

「すずめの戸締まり」鑑賞

姪が一緒に行こうと誘ってくれた。案の定、大号泣。
まだ見ていない人もいると思うのでネタバレは避けるが、
私は東日本大震災のとき、高校生だった。比較的多感な時期に関東でとはいえ経験したあの「死ぬかもしれない」という揺れと、TVで見た映像は、私の心に大きく残っている。それを彷彿とさせるシーンは、やはり涙が出てきた。
そして物語終盤で出てきた草太さんのことばは、死にたがりだけど生きている私にとって、そうだ、そういうことなんだと涙を一層誘うものだった。もう一度見たいという姪の気持ちがよくわかる。

初!どん浴

LGBTQ界隈では有名な店だが、新宿御苑前駅近くにあるカフェ&バー「どん浴」についに行けた!
ずっと行きたいと思っていた店だったので、喜びもひとしお。
店の雰囲気も良かったし、食事もおいしかった。貸し切りで楽しむ人の気持ちがよくわかった。絶対また行く~

イブ飲み会

先輩(というか緑青さんなんだけど)とイブに会って、先ほどのどん浴もそうだし、本屋・居酒屋にも行ったりして時間を過ごした。
恋愛と程遠い私にとって、クリスマス関連の日を家族以外と過ごすことがそもそも非常に稀で(もちろん家族と過ごすことだって素敵なんだけど)、誘ってくれた緑青さんに感謝。私の失恋話を長々としんみり聞かせてしまい申し訳なかったが、他愛もない話もできたし、とにかく充実したイブだった。

その中で、「多幸感」の話になった。日常で多幸感って感じることある?と。
2人ともライブには行くタイプの人間なので、その時は感じるけど、ライブって非日常だよねと。日常の中で感じるって難しくない?という話で終わったように思う。

その帰りの電車でひとりになったとき、この1年を振り返ってみた。6-7月に体調が劇的に悪化したときには、誕生日も迎えられると思っていなかったし、年末なんて去年が最後(最期)だったと思っていた。
それが、無事30になり、多くはなくともいろんな人に祝ってもらい、イブも素敵な日を過ごせて、ああ、自分よく生きてるなあ、と思ったら最寄りの駅で思わず泣いてしまった(これを書きながらも実は泣いている)。

ああ、よく生きてるなあ。素敵な日を過ごさせてもらったなあ。プレゼントまでいろんな人からいただいて。
これを多幸感と呼ばずして、何を多幸感とするのだろう。そう思ったら涙が出てしまった。

今年、まだnote更新するかもしれないが、今日言いたくなったので言っておく。
これを読んでくださった皆さんも、今年よく生き抜いたよね。辛いこともたくさんあったよね。このままじゃ生きられない、って思うこともあったと思う。それでもサバイブできたね。

うん、本当によく頑張った。無理しないように、これからも生きていこうね、私。

(しあん)



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