IKEAの日用品がおもしろい
僕はIKEAの日用品がけっこう好きです。いま家には20種類ほどIKEAのプロダクトがあって、わりにどれも重宝しています。今回の記事では、特に気に入っているアイテムを紹介していきます。
・アイスパック
スッキリした見た目に惹かれて購入。ちょっと関心してしまうくらい潔いデザインですね。
わざわざ買う人も少ないかもですが、保冷剤をひとつ持っておけばなにかと便利ですよ。たとえば台風などで停電が予想されるとき。これを冷蔵庫に移しておけばかなり長いあいだ冷たさを保てます。
中身が水というのもポイントですね。ハイキングに行くときにサンドイッチなんかをこれで冷やしておいて、戻るときに中身を捨てれば帰路も楽々です（水は適切な場所で処理してくださいね）。
・バスマット
これぐらいの価格帯で、これぐらい生地がしっかりしているバスマットってちょっと貴重かもしれません。吸水性があって、肌触りもまずまず良好。滑りにくいところも嬉しいですね。
なお、商品説明には「速乾性に優れています」とありますがそこまで早くは乾きません。「思ってたよりは遅いけど、まあ生地も厚いしこんなものかな」という感じです。
・マット
シンクのなかに敷いておけば、調理中に出た野菜クズをまとめて処理できます。ひとつあれば鍋物を作るときなどに便利ですよ。
・フットレスト
足を載せるための台です。自然と姿勢がよくなるので体への負担がだいぶ減ります。肩こりや腰の痛み、足のむくみなどで困っている人にはぜひ試してほしいです。
そもそも種類が少ないこともあり、フットレストの選択肢はほんとうに限られています。5000円以下で、ある程度デザインがいいものだと、僕が知る限りではこのプロダクトがベストです（2万円くらい出せばかなりいいものが買えますが、ちょっと気軽に手をだせる金額じゃないですよね）。
欠点は表面にゴミやホコリがたまりやすいこと。といっても布巾で拭けばすぐにきれいになるので、そこまでは気にならないと思います。
・コップ
歯磨き用にこういうコップを探していて、おそらくIKEAにあるだろうと探しに行ったらありました。これぞIKEAデザイン。高さがほどよいのでカトラリースタンドとしても使えます。
価格を考えると仕方ないかもだけど、飲み口が少しバリバリしています。気になる人はやすりで軽く削るといいかもしれません。あと、欲をいえばもう一回り小さいコップも作ってくれたら嬉しい……。
・引き出しインサート
本来は引き出しの仕切りとして使うものですが、僕は冷蔵庫に入れて使用しています。小さいポケットにはジャムやコーヒーミルクなんかを、大きいポケットにはバターやクッキーを……という感じですね。
このインサートを自宅にある160Lの冷蔵庫にふたつ並べたら10cmくらいスペースが余ります。その余り方がなんとも絶妙で、そこにパスタとかそうめんとか長いものを差しこむとなかなかの具合がいいです。
少し話が変わりますが、「比較的、廃盤になりにくい」こともIKEAの日用品の魅力です。たとえばこの引き出しインサートは発売から5年目、フットレストは今年で6年目と、浮き沈みの激しい雑貨業界においてはかなりのロングセラーとなっています。必要なときに買い足しやすいのは助かりますね。
・アルカリ電池
デザインが好みで値段も安いので、IKEAへ行くたびにまとめ買いしています。あるいは「電池の見た目なんてどうでもいいじゃないか」と思われるかもしれません。たしかに、リモコンやシェーバーに入れてしまえば関係ないですよね。
でも、デザインがいいおかげで、その辺に転がしておいても気になりません。これってけっこう大きいメリットではないでしょうか。視覚的ノイズを減らしてくれるのも、いい日用品の条件だと僕は考えています。
おまけ（気になっているもの）
・レインポンチョ
小さく畳んで携帯できるレインポンチョです。「緊急用に持っておくとよさそうだし、ポケットがあるのも便利。マットな色合いもいいですね。でも、やや高いかも……」となっていつも購入を見送ります。もし試してみていい感じだったらまた報告しますね。
・Bluetooth スピーカー
IKEA初のオーディオスピーカー。これまで出したことなかったんですね。意外だ。わりに普通のデザインですが、前面のファブリックを外すとかなりクールな印象になります。
IKEAの日用品っておもしろい。
日本の雑貨店やインテリアショップ、金物屋、100円ショップ、ホームセンターなどにあるアイテムとは微妙に趣が異なっていて、そこに強い魅力を感じています。うまく表現できないけど、それらとは「文脈」が違う気がします。文化が違うのだから当然なのかもしれないけど、それでも惹きつけられずにはいられません。
またおもしろいものを見つけたら報告しますね。それでは。
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