【創作リンク】会話履歴分析再現サービス

monogatary.com に掲載している創作の紹介と一部引用記事。

わい創作、オムライス書きがち。

お題:「電話だけの物語」

「元気してるの?」
<うん。もうすぐ着くよ>
「ごはん、ちゃんと食べてる?」
<そうだ、唐揚げ食べに行こうよ。駅前に新しく専門店できてさ>

引用元:monogatary.com 「会話履歴分析再現サービス 」 .六条河原おにび


 インスパイアみたいなのがありまして「平成くん、さようなら」。

 今知ったのですが、これわたくしずっと「さようなら、平成くん」だと思っていました。だって母がそう言っていたから。なんと本編を読んでいません。母が、この作品の主人公がわたくしに似ていると言っておおまかなあらすじを語って聞かせてくれたので知っています。

 聞いた感じ、こちらの作品ですと、平成くんの人格を模倣というか再現したAIなんですかね?

 お題を見たとき多分やらないだろうな―と思ったんですけど。

 ちょっと幼稚めなおめでたい一方的な恋愛しかできないので、大体恋愛中でも食い物の話しかしないという。「食いたい時に食いたいものを食えるのがシアワセ」というのがもしかしたら根に滲み付いているのかも。今は無職なので食うに困ることもありますが、家族と暮らしていた頃は食うに困ったことはありませんからね。空腹の感覚すら知りませんでした。

 随分前に何かの記事で読んだおにぎりとお茶碗に盛られたごはんは同じ白米なのにおにぎりのほうが美味しいのは何故?みたいな質問があった時に、「思い出補整」みたいな答えが出てきて、これか、これがシアワセか、みたいな。

 書いておいてなんですが、多分ここまで会話履歴好き勝手されているということは電話の元の相手は亡くなっていると思われるので、そういうのちょっと冒涜かな、って思っちゃいましたね。死者をAI化するときのあの感じ。歴史上の偉人とかの名前とか使ってキャラクター化するなら別ですけれども、生前の人の記憶媒体使ってそれを都合のいいように消費するというか操作するっていうのは、ダブルスタンダードって感じもするし自分の中で線引きもできないんですけれど、死んでもまだ生かされるんか、みたいな。死んだら分からないですけれどもね。わたしは右といったのに、死後は左と言わされていた、みたいな。やっぱりわたくしの死生観からいうと、死んだら分からないことですけれどもね。