【創作リンク】打ち上がるな花火

monogatary.com に掲載している創作の紹介と一部引用記事。

 ジャンルは「恋愛」といいつつ「青春」の感。会話文です。

お題「夏休みの前に告白する派しない派?」

このまえ訊かれたんだけどさぁ、夏休み前に告白する派?しない派?
―する!ゼッタイする!だってオッケーしてくれたらさ、夏休みずっと一緒にいられるじゃん。夏期講習終わったらエムドナルド寄って一緒に帰ってさ、夏祭りも一緒にいくでしょ。花火大会でキスなんかしちゃって。

引用元:monogatary.com「打ち上がるな花火 」 .六条河原おにび


 BLの話をいきなりして申し訳ないんですが、BLだと割りとクールデレ×ワンコ男子みたいなのが好きな一方で、男女恋愛だとワンコ男子×爽やか優等生女子みたいなのが好きなんですよね。というか現代モノだとそれしか書かない感―ということにこれを書いて気付きました。だって現実にお淑やかで変な自己承認欲求こじらせてなくて清らかで優しい素朴で腹黒くない家庭的で同性からも好かれるような女存在しないじゃん。わたくしがそう決めてかかっているので。(素敵な女性は存在します)

 結構女性に対する期待値が大きいんですよね。貞操観念は固く持て、節操無しになるな、性欲は隠せ、まともな男を好きになれ、男に依存するような恋愛脳になるな。もはや性差別です。色恋沙汰になるのならこういう女性主人公じゃなきゃ、嫌っていう像があるので。フィクション作品の都会のバーに出没するような感じのミステリアスセクシー美女とか結構好きなんですけれどもね。だから理想の「娘」とそう変わらない感じに書きたいつもりで、感情移入先がばりばり男側でこういう子と付き合いたい、みたいな子ですね。

 2人に等身大というかリアリティがないので、イメージ的には実写ではなく完全アニメーションとか漫画って感じの絵柄ですよ。こんな清らかでおめでたい2人組はいない。必ず下心だの打算だの駆け引きだのがあるはずです。高校時代は楽しかったですけれど、わたくしが青春を送ってきたかというと送ってきてなかったのかも知れませんね。無難で平穏な高校生活を歩んでおりました。


こういう女しか書けないんだ、みたいなやつの例はこちらです。(リンク先は小説投稿サイトの18禁コンテンツ)