【創作リンク】深淵を凝視。
monogatary.com に掲載している創作の紹介と一部引用記事。
解釈次第でちょっと卑猥というかアダルティかもしれない。
お題「イーリス(虹の女神)」
あなたは至近距離で人の目を見たことがありますか。見たことが……ない。そうですか。医者や、家族や恋人……余程のことがなければ、まぁ、無いでしょう。人にはパーソナルスペースというものがありますからね。むやみに顔を近付けるのはマナーとしてよろしくない。
わたしはね、あるんですよ。家族でも恋人でもありません。況してやわたしは医者でもない。同い年の子でした。小学生のときです。目の大きな、綺麗な子でした。ああ、目がです。目が綺麗でした。顔の美醜感覚については少し疎いものですから、そこの判断はできません。
引用元:monogatary.com「深淵を凝視。」 .六条河原おにび
まさかの「怖い」というリアクションをいただきました。それもそれで、そういう解釈があるのか……という興味深さ。意味が分かると怖い話というにはそこまでぼかした表現はしていないのですけれども。
イーリスというのが虹の神で、虹彩もイーリスというらしいですね。身近だと菖蒲がアイリスというらしいですが。お題みたときに、ギリシャ神話苦手なんだよな……っていう。オイノーネーのエピソードがエモいくらいです。それでウィキペディアで調べたら虹彩も意味するらしいので、わたくしの中でそれっぽいエピソードあるわ、みたいな。それがこれです。大分脚色入れて。
こう、肛門を性的な目で見られるかっていう話なんですよね。作中に明言ないし、どちらかというと女性器を彷彿させるような書き方したんですけど。
そういえば、目にデキモノができたとき、それを潰すのに目を開いて指が近付く光景を見なきゃいけないこともあったし、頭を強打して、強打自体はそこまで問題なかったんですけど眼鏡の部品が目の横を切っちゃって、それでだったのかな。瞳孔の奥を見るために目薬で瞳孔開いたこともありますね。瞳孔開くとぼやけた思い出。