【創作リンク】想・流葬

monogatary.com に掲載している創作の紹介と一部引用記事。

お題が結構すぐにピンとこなくて画像検索した。

お題「花筏(はないかだ)」

桜並木に板挟み 大きな姿見 一枚一枚 ひらひら 沈んでいく
何を映す? 薄紅色を満面に 鳥が一羽 筋を作って泣いていく
地平線から現れて長く伸びる 水は鱗を携えて 薄桃色の龍みたい
ゆらゆら泳いで 時はゆっくり流れていく 今だけは 光を味方に 

(引用の仕様上行間略)

引用元:monogatary.com 「想・流葬 」 .六条河原おにび

読みは「そう・りゅうそう」

 わたくしの創作は死別の詩とか多いのですけれども、大体恋仲相手なんですよね。今回は恋仲ではないものにしました。

わたくしは好きなGARNET CROWの「flying」という曲が好きなので、ラストの「流れてゆけ」の結びは、「三途の川まで」にしようと思ったのですけれども、まぁやめておくか、という感じで。水際ってやっぱ仏教的な色強いですね。

 昔墓参りに行った時、父が「あの世は熱いらしいからな」って特に信心深くはないんですけれど、墓石に水をかけていたのを思い出して、割りとあの世=水ってイメージは強い。