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自分を置く環境がめちゃくちゃ大事

はじめに

自分は自分をどういった環境に置くかを常に意識しています。それによって自分の成長=生きる手段へと繋がるということを確信しております。 だから環境はめちゃくちゃ大事。子どもから今までの環境を振り返り如何に環境が大事かを整理してみました。自分自身をどういった環境に置くのかは自分自身で決めるしかないのです。

子どもから学生時代の環境

小学校・中学校・高校・大学これは非常にわかりやすかったなーと思ってます。自分の人格形成に大きく役立ちました。

小学生のころは、いわゆるちょっと前の新興住宅地の小学校だったので、結構周囲には意識高い・学力高いような人が多かったのだと後から気が付きました。この時期は私は単なるアホだったので、そんな周りの環境なんて意識していませんでしたが結果として切磋琢磨できるような、そんな素晴らしい環境だったと記憶しております。友達と勉強で競ったり、背伸びして中学校の数式で算数の問題解いたり。サッカーとかランニングの朝練を自主的にしてみたり。あとは、学級の中心となる学級委員のようなものを引き受けリーダーシップを自然と身に着けていたと思われます。

中学生のころはシンプルにモテたいという意識が先行してきましたw思春期ですから。私の中学校時代はまだまだヤンキーがモテる時代でしたので、私もモテたいがゆえ、少し悪ぶって不良の友達との交友を持ちました。でも中途半端なので、ちょっと悪いことをやらかすとすぐにバレる。そんなこんなで学校・親・諸々に大変な迷惑をかけました。そんな環境にいた結果、悪い事をするとバレる。ということを学びそれ以降悪事を働いた記憶はございませんwそういった環境下で早い段階で必要な事が学べてよかったと思ってます。

高校生の時は、大学進学率90%を超える進学校に入るわけですが、なんか別に有名大学に沢山入るとかではなく、スポーツ強くて推薦バリバリなわけでもなく、地元私立大学へ量産進学させるような可もなく不可もない特徴薄い高校でした。目的が大学進学みたいな学校だったのですが、それが良いとか悪いとかではなく、私には合ってなかった気がします。なんか目的がないなーって。はっと、我に戻ると、自分にも「目的」がないということに気が付けたのだと思います。そうだ!右ならえだけの人生なんてつまらないぜ!自分が自分らしく生きるため、自分の軸を探さなくちゃ。という気づきを与えてくれたそんな環境でした。

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大学への進学は、アメリカの大学へ進学します。高校の時の自分の軸探しで選んだのは留学でした。この4年間ではじめて「環境」がめちゃくちゃ大事ということをはっきり認識しました。無謀にも高校の時の英語の成績は「2」のくせに、調子に乗って留学したわけです。言語面でも苦労しましたし、食も文化も何もかもこれまでの生活とはガラリと変わったわけです。非常に苦しかったです。ただ、苦しい中にこそ成長ポイントが隠されており、そこを乗り越えたときの達成感・そしてついた能力はかなりあると思います。結果、自分の軸が形成され今でもそれが武器になっています。このハードルが高かった「環境」に自分の身を置いたことは本当に良かったと考えています。でも辛かったなーw

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サラリーマン時代の環境

留学から帰ってきて自分が選んだ環境は、日本を代表する大企業である富士通でした。国造り・教育を志に入社しました。富士通は私が入社した時は予想以上にドメスティックな会社でした。良いとこ悪いとこありましたが、私が合わないと思ったところをピックアップすると、①枠から外れた考えもやり辛い、②細かいルールが徹底されている。私にとってはめちゃくちゃ居心地が悪いそんな環境でした。すなわちすごく成長できたわけです。枠から外れた考えを通すためには何をすれば良いのか?をすごく考えましたし、細かいルールが嫌いな自分に対して徹底的にDetail Oriented精神を叩き込んでくれました。のちにこの経験が役に立ちます。自分が成長するためには本当に良い環境でした。もちろん会社として、素晴らしい先輩や同僚が沢山いて、事業も素晴らしいものがありました。だからこそ今の富士通があるのだと思います。

その後転職でマイクロフトに入社するわけですが、いやー。この会社は本当にいい会社でした。適度に切磋琢磨でき、常に最先端のテクノロジーに触れ、自分の守備範囲であれば裁量もって様々なチャレンジができる。そんな環境でした。さらに言うとサラリーも良かったです。もう自分はこの会社・この環境にずーっと居続けて成長しながらも幸せな生活をするんだろうなと思っていました。今思うと、ちょっと緩んでいたタイミングだったのかもしれません。居心地の良さを感じるのはある意味危険だと思っていたので。でも、自分の生活は充実し、さらに程よく成長できる環境があるわけですから不満はないわけです。とはいえ、いやいやこんな環境ではいかん。もっともっと成長するためには、もっともっと過酷な環境を選びたくなるのが私だったのです。

Uターン起業してからの環境

東日本大震災の日に私は出張中でたまたま地元宮城県にいて被災するという体験をします。東京のサラリーマンが、たまたま出張で地元に来ていて、なんとその日がたまたま2011年3月11日だったわけです。もうなんというか。。。ボランティアをして、無力を感じ。何しようと途方に暮れたことを記憶しています。だったら、難しい環境へ飛び込んだろ!人助けしたるぜー!って思ったんです。色々な機会にも恵まれこれもご縁だなーとおもって、地元に戻って株式会社VISIT東北を創業して地域経済を盛り上げたろう!一念発起で起業したわけです。でも私は環境が難しくなればなるほど成長することを知っていたので怖さなどは全くありませんでした。やれば成果は絶対ついてくるし、ただただやるしかないなと。起業してから3年間はひたすらに、がむしゃらに働きました。社長だぞー!なんてかっこつけていてもビジネスはついてこないです。自分が泥水吸ってプレイヤーに徹する。自分がフロントに立ってガンガン売上を伸ばしてきました。しかし、3年たって後ろを見ると何もない危うさを体験しました。やばいぞ!と。気が付いた時には時すでに遅し。これまで仕組化されていた会社組織の一員として働いていたのですが、組織のありがたみが本当によくわかりました。一例でいうと、営業部門はコストセンターであるバックオフィスを軽視しがちです。私もそうでした。しかし、会社経営者はフロントもミドルもバックも全方位でやらなければなりません。どこもバランスを欠くと組織は崩壊します。もちろんそのあとリカバリーをかけますが、ここで成長できたポイントは、これまでありがたみを感じていなかった人たちにすら感謝できる。感謝を忘れない人になることができましたなと。表現下手な部分は残ってますがwそれはご愛敬で許してちょw創業社長という環境もこれまた良い環境です。
※私が経営する会社(VISIT東北のリンクはコチラ↓)

他の経営者と共に学ぶコミュニティという環境

そして最後になりますが、3年間のがむしゃら経営から、組織についてもっと学びたいという想いから、私はEOという経営団体に所属することにしました。たまたまの縁あってということではありましたが。Entrepreneurs Organization(起業家機構)といって、世界に200支部、15000人を超える社長が在籍する起業家組織としては世界最大級のものです。この環境がこれまた居心地が悪いわけですw 多額の年会費を払って、そもそも群れるのを嫌うアントレプレナー(起業家)が群れているわけですから。意見も三者三様でまとまるのも一苦労です。この環境下でTake Away Value(価値の持ち帰り)を自ら得に行く。そういう猛獣ハンター達が沢山いるのです。自分も負けじと価値を得に様々なイベント・コンテンツに参加し内省し成長を続けます。誰かにというよりは、自分自身と向き合い奔走している気分です。EOの中ではParh of Leadershipというプロセスを大事にしており、起業家はリーダーシップレベルを上げなければならない。自分の組織が大きくなればなるほど運営は難しくなる。EOを疑似的会社と見立ててリーダーシップに磨きをかける。そんなプロセスも準備されています。簡単にいうとEOという組織運営をメンバーは体験することができるのです。フォーラムという小グループのモデレーター、支部の理事、会長、日本、アジア、世界のボードメンバーと、様々なPath(道)が準備されています。EOでは失敗が許されます。会社では失敗は許されません。そういった学びの環境に自らを置き、今自分に必要なスキルを身に着けることができてます。組織運営っていっても互助組織なのでボランティアです。お金を払って、猛獣メンバーを束ねた組織運営をする。これは居心地最低の環境ですwwwあと、EOには上場企業・大きな企業の社長さんも沢山所属しており、ビジネススケールなども大きく、そしてアイデアもセンスも素晴らしい。オリンピック効果みたいなもので、自分の隣にハイレベルな人を置くことで自分自身も背伸びして、そこを目指して成長したくなる。そんな環境もあったりと本当に良き環境にいます。
※私が所属するEOのリンクはコチラ↓

最後に

これは私の経験シェアなので、誰にでも当てはまるわけではないと思います。私の人生を振り返ると、自分が居心地が悪い環境に身を置いたときのほうが学びが多かったです。今の齊藤良太を形成する出来事はきまって居心地が悪い環境下であったと感じます。まだまだ人生長いので今後もそういった道をあえて選んで成長を続けていきたいと思っています。生きる手段として「自分を置く環境がめちゃくちゃ大事」であるというシェアでした。


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