【司法書士試験】短期間で記述式を勉強せざるを得なくなった受験生の方へ

このnoteでは、司法書士試験の記述式対策をする時間があまり取れない方(主に初受験者で独学者の方)向けに、令和5年度の試験を最低点ギリギリで何とか突破した私が行った勉強方法・記述式問題の取り組み方等をご紹介しようと思います。

※択一式対策の方の勉強は大方終わっているという前提です。

実際に、令和5年度に本試験を初めて受けた私がそうだったのですが、記述式対策を始める段階で、すでに本試験まで1ヶ月でした

もう記述は無理かも、、今年の試験は見送ろう、、と思われている方の少しでもお役に立てればと思い書きました。
(ちなみに、私は諦めが悪いので、記述対策を始めたのが6月でも今年の試験は見送ろうという気持ちは全くありませんでした笑)

少し話が逸れますが、私は令和5年の始めに第一子を出産しました。
司法書士試験を受験しようと思い立ったのが、産休に入る少し前になってからです。
できれば妊娠中から勉強を始められればと思っておりましたが、結局体調的に無理で、産後の産褥期が過ぎて少し経ったくらいから勉強を始めました。
一発合格は相当高いハードルだということは認識していた一方、子供との時間を考えると、数年も勉強をすることは不可能。
やるなら、せめて2回目までに合格。でも、本当は子供が半年を過ぎて動き回れるようになる前(まさに令和5年度の本試験)に合格したいと考えていました。

そのような事情から、常に後がない後がない…!という危機感を持ちながら勉強していました(産後のホルモンバランスの変化と相まって、精神的には相当辛かったです。)。

でも、だからこそ、あと1ヶ月あるのに諦めてしまうのは勿体無いという意識が強くありました。

とはいえ、実際のところ、記述式の試験がどんなものか何もわかっていない状態から始めて、1ヶ月で本試験に臨むのは無謀すぎる賭けです。

今回は運良く合格できましたが、これは結果論です。

そのため、決して本noteの勉強方法などを勧める趣旨のものではなく、もうあまり時間がないから諦めようかな…なんて思われている、主に初受験・独学者の方にあてて私の体験談をお伝えし、少しでも希望を捨てずに受験に臨んでいただければと思い書かせていただきました。

当然のことながら、理想は、このような無謀な賭けにならないようにしっかりとスケジュールを組み、適切な対策(ひな形・解法の勉強や、過去問等にしっかり取り組む等)を講じることですので、その時間がまだ捻出できる方や2回目以降の受験で、記述式問題がどのようなものか既にご存知の方には特に役に立つような内容ではないかと思います。

上記をよくご覧になっていただいた上で、ご購入されるかをご検討いただけますと幸いです。
(なお、有料部分では、私の実際の記述式の得点を公開しております。本当に不出来ですので、堂々とお見せできるものでは全くないですが、どなたかの励みになれば…。そして、本試験でやってしまった大きなミスについても触れています。)

読者様のご参考になれば幸いです。


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