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高校事変18_20240524

半グレテロリスト集団のボスの娘がありえない知識と武闘で戦いまくるバイオレンスシリーズである「高校事変」。

前回、死刑にされたはずのクソ親父が実は生きながらえていて、ここまでの長い戦いのほぼすべてを裏で操っていたラスボスだったという、昭和仮面ライダーの秘密結社の黒幕的な展開で終わりましたが、今回は秘密組織「EL累次体」主催する罠感満載のジャンボリーに長女・六女・七女がそろって参加。

そこに案の定敵の攻撃が襲ってきますが、それがEL累次体の勢力なのか、敵対するクソ親父の手下なのか混乱する中、そこそこ強いのに毎回かわいそうな役回りをさせられ、今回はクソ親父に拉致られてヤク漬けにされた次女も登場、さらにはEL累次体がクソ親父とその遺伝子たちを抹殺するために作られた生物兵器に姉妹が感染して・・・でも大丈夫!みたいな展開。

今回は、ジャンボリーの会場があのオウム真理教の拠点(サティアン)だった上九一色村だったり、クソ親父が統一教会を模した教団を乗っ取ってたりと、新旧のネタを盛り込みながら話が進みましたが、そんな中でもクソ親父のモラハラへの葛藤とそれぞれの苦境を乗り越えた子どもたちの兄妹愛が見られ、バイオレンス一辺倒でもないかなといった感じでした。

ところで、ジャンボリーとはボーイ・ガールスカウト運動の壮大なキャンプ大会ということなんですが、やっぱりこのご時世なので「ボーイスカウト」「ガールスカウト」という名称に抵抗があるようで、本場アメリカでは名称を「スカウティングアメリカ」に変更するそうで、日本でも数年前から議論はされているみたいですがどうなることやら・・・


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